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2019年03月02日21:49

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さらば2202(ネタバレは含まない方向で頑張ります)

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観てきました『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第七章新星編。とりあえずはうまく着陸した感じではあります…が、『さらば』を好きゆえに『2202』には言いたいことがいろいろあるのも事実なのでそのあたりを書いていこうとおもいます。(※あくまでも個人の感想です)

・時間断層の存在
『さらば』や『2』になかった新要素ですが、フツーにガミラスの技術支援+資源惑星の譲渡くらいでどーにかなったのではと思ってしまう。これのせいでせっかくの艦隊戦が「数の暴力には数で対抗する」という画だけ豪華な稚拙なものになってしまった感が強い。

・ガトランティスの設定
『星巡る箱舟』ではダガームに殺された副官が爆発しなかったのに『2202』でなぜか追加された爆発設定や、『2199』『星巡る箱舟』においては「ある一定の文化水準を満たしている部族」的な扱いだったものが「人工生命」になった経緯があまりよくわからない。

・キャラの空気化
初代TVシリーズの矛盾やリアリティを追及して榎本掌帆長など様々なキャラを出した『2199』。今作『2202』でも活躍の場面は…と思ったらありませんでした。『2199』は人間ドラマもよかったのでキャラが背景の一部になってしまったのがとても残念でした。『2199』でいい感じだった山本と篠原の関係も無かったような感じで、山本はキーマンになびくという有様。上記のガトランティス設定に然り「『2202』スタッフは『2199』をちゃんと見ているのか?」と言いたくなった部分でもありました。

・コスモタイガーとアンドロメダ姉妹艦
人気の高いコスモタイガー2とアンドロメダが出てくるのがほぼ決まり切っていた『2202』でしたが今作ではコスモタイガーの試作機コスモタイガー1とアンドロメダの姉妹艦(特に空母型)まで出てくるということで楽しみにしていたら「なんじゃこりゃ…」と言わんばかりに浮きすぎたデザイン。それならそれでと割り切って見てはみたものの劇中での活躍はほとんどなし。『2199』『星巡る方舟』ではしっかりと航空戦もやっていたので、やり方次第では見せ場がもっとあったように思います。

・生きていたデスラー
死んどけww…とまでは言いませんが、『2199』での経緯で生きている要素が見当たらないので生きていたことにものすごく違和感を感じました。まだメーザーやコズモダート、さらに言えば『星巡る方舟』のイスラ・パラカスのほうが執念というのにふさわしいと思いました。

・機動甲冑と銀河
『2199』の流れを汲む『2202』の世界観に不釣り合いなデザイン。某副監督の暴挙ではあるだろうが、追放がもう少し早ければ違ったものになったのではないかと思われる。



とりあえず思いついたものを列挙しましたが、気が付いた追加するかもしれません。
disっておいてアレですが1章、2章と3章途中までの話の濃さや6章、7章の展開は嫌いではないのでBlu-rayをブックオフすることは無い方向で考えております。

最後に言いたいことは

羽原、小林抜きにして出渕監督と『2199』スタッフに土下座して『2202』をリメイクしてもらいたい!

まあ無理だろうなあ~
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