最後は電源です。
当然、マイ電柱もなにもありませんし、太いCVケーブルで電源を引き込むなんて発想もありません。
せいぜい、フジクラ電線のでと指定したくらいです。
分電盤もオーディオに配慮されたものではなく一般用、せめて松下だからよかったです。
旧音楽室出来たときには、両親の住む1Fと音楽室らがある2Fの分電盤は別で、まだ独身ですから、実質オーディオ専用分電盤として利用出来ました。
ところが結婚すれば、家電類と当然分電盤は一緒になってしまいます。
しかも、音楽室の隣はキッチンですから、冷蔵庫、電子レンジら大電力を使う家電が稼働します。
ノイズアナライザーで電源ノイズを測定したら
このアナライザーはノイズそのものを増幅させて内蔵スピーカーから聞ける機能があります。
ノイズの質はラジオ電波そのものの飛び込みにその他家電電源ノイズでした。
ラジオなくして、完全にラジオ音声が聞こえてきます。ラジオは不要なほど。そうしてピーーガーーシャーー!
「こんな汚い電源をオーディオ機器にぶちこまれていたのか・・・」
ちなみにオヤイデ電器のノイズカットトランスを通せば
ノイズアナライザーも静かになりました。
音質的にトランスを通した音は好みではなかったので使いませんでしたが、このまま旧音楽室に済んでいたら、何らかの強力なノイズカット電源機器は必要でした。
屋内配線材も同じくフジクラを指定した位で、絶縁体はPVC(塩化ビニール)では賞味期限が短く、まずいことなどまるで知りませんでした。
おそらくPVC被覆線、25年も経過していますので、もう屋内配線の音質的意義は終わっているかもしれません。
現音楽室ほど、電源関係の対策に敏感に反応しませんでしたし・・・・
マイアースもしくじりました。
まだオーディオへアースを用いる電気的意義も、接地抵抗などの知識経験もなく、オーディオ単独にアース棒を1本程度を地中に敷設。
プリアンプのフォノ端子横のアース端子にそこからのアース線を繋いだら、盛大にノイズが増えただけ。
中途半端なアースはかえってノイズを呼び込むことを経験しただけの無駄な投資になってしまいました。
25年近く前というと、たしかオヤイデ電器からいくらかオーディオに配慮したテーブルタップが出たくらいで、まだ電源ケーブルで音質とかオーディオグレードの壁コンセントは売っていなかった記憶です。
松下の普通の壁コンセントでしたので、のちにオーディオグレードの壁コンセントに交換。
電源関係もしくじりだらけでしたね。
以上旧音楽室のしくじり先生ぶりをさらさせていただきました。
これから新築されるkt90さんを始め、リフォーム予定も検討されている皆様はこれらを反面教師として、しくじらない音楽室を作ってくださいませ!
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