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2019年02月27日23:45

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久々にラズモフスキー3番

エビネンコさんの呟きを見て、これが聴きたくなりました。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー3番」
演奏:ウィーン・ニコライ弦楽四重奏団

ウィーンフィルメンバー4名による弦楽四重奏団。楽団名となったオットー・ニコライはウィーン
フィルを創設した人物である。メンバーの内、チェロ奏者の直樹ヘーデンボルグさんの生演奏を
聴いた事がある。Vn1はお兄様の和樹さん。
Op.59はラズモフスキー伯爵に献呈された3曲セットの弦楽四重奏曲で各々1〜3番と呼ばれる。
個人的に3番が最も思い入れが深い。何故なら唯一生演奏を聴いた事があるから。クァルテット・
エクセルシオ第14回京都定期演奏会の時でエクのセカンドアルバムで本曲を初めて聴いた。
冒頭はモーツァルトの「不協和音」を思わせるような。主部が溌剌としていて好き。
第2楽章は平行調のイ短調へ転ずるが冒頭が直樹さん奏するチェロのピチカート。
第3楽章はOp.59では唯一のメヌエット。アタッカで終楽章ヴィオラから始まるフーガへ突入する。
久しぶりに聴くと物凄い高揚感を感じる。
実はラズモフスキーに献呈された曲は本セットのみではない。仮令クラシック音楽に
詳しくなくてもベートーヴェンが好きではなくとも知っている、あの曲。
交響曲第5番「運命」Op.67である。偶然であろうが同主調。「運命」でもかなり多声音楽を
試みている。実はN響の「運命」を聴きに行った時にオットー・ニコライの事を教わった。
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