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2019年02月18日12:00

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「日本国紀」第7章 幕末〜明治維新


百田尚樹「日本国紀」」より。

幕府狼狽/開国/桜田門外の変/吹き荒れるテロの嵐/遣米使節団/欧米列強との初めての戦闘/鍋島直正と島津斉彬/小栗忠順/水野忠徳/薩長連合/第二次長州征伐/討幕の密勅/王政復興の大号令/鳥羽・伏見の戦い/江戸無血開城/徳川慶喜という男/小栗忠順の死


<はじめに>
黒船が来航してから、明治維新までの15年間は、まさしく日本中がひっくり返るほのどの大騒ぎでした。

それまでの250年間に起こった様々な事件をすべてひっくるめても、この時代に起こった大事件の総数には及ばないのではないかと思えるほどだ。重要な事件や出来事が目代押しの上、魅力溢れる人物が続々登場して、大河ドラマさながらの物語満載なのだが、そのすべてを書こうと思えば本一冊では到底足りない。

本書は日本の通史であるから、いかに面白くても細かいドラマは他書に譲ることにして、歴史の大きな流れを追い、必要最低限の出来事を記すことにする。

ここで特筆すべきは、「天皇」の存在である。

江戸時代において政治の表舞台にまったく登場しなかった「天皇」だが、祭祀を司るだけの存在ではなかった。海の向こうから「夷荻」が現れ、日本が未曽有の危機を迎えた時、江戸幕府の将軍や幕閣を含め、多くの日本人があらためて「天皇」の偉大さを知ることになる。「天皇」こそ、日本人の精神的な柱であったのだ。

維新の動乱はまさに天皇をめぐって動いていく。

もう一つ、読者の皆さんに心に留めておいてもらいたいのは、この時代。討幕派も佐幕派も、日本を国難から救おうと真剣に考えていたということだ。




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