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2019年02月15日05:45

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癌に対する心得とは

随分前の話ですが、テレビ朝日のニューススティションのレギュラーだった逸見さんの奥さまの逸見晴恵氏とお酒をご一緒した時にガンの話をお聞きしました。昔は初診でどこを選ぶかにより、治療が変わるというのは現実におこり得ました。

最初に放射線科に行き、放射線医師が主治医になれば、放射線治療が主になり、外科医のところへ行けば、手術となります。現在は内科、外科、放射線科が連携して、患者に一番良い治療を探るということを行っています。患者はそれを知らされ、治療方法を選べるはずなのですが、昔はそうではなかったようです。

がん患者の治療方針について医療側は、カンファレンス(複数の医師たちでの、診断や治療の検討会)を持って、精度を高めるというのが前提となっていますが、大学病院のカンファレンスでは、座長の教授にお伺いをたてて、教授がいいだろうと言えばそれで決定という程度のものが多いのが現実のようです。

助教授といえば、論文の多さで決まるものですから、患者としては教授という肩書きでありがたがってもいられないのです。 論文を書くには、手術を多くして、その実績やデーターを書くしかないのです。それが医学会の主流になっている点も問題です。

教授が手術好きで、学会で発表できる症例を集めるのに熱心な人であったら、難しい手術でもチャレンジするかもしれません、患者への最高の治療を探るためにあるカンファレンスなのですが、患者側からすればやはり、密室の検討会なのです。カンファレンスをビデオに撮り、患者を公開してもらえないものでしょうか、自分の命がかかった検討会です。

チンプンカンプンだとしても、おおまかなことはわかるはずです。ビデオなら何回も見て、わからないところを勉強する事も出来ます。なによりも患者の納得につながると思うのです。ビデオを見て、自分の治療方針を自分でも検討してみて納得、あるいは治療方針を拒否も出来ると思うということを語っていました。

ちなみにタバコはやめても肺癌のリスクは回避されません。男性の死因で最も多い病気は肺癌です。電子煙草は火を使用せずにタールも発生しないので、癌になりにくいとされていますが、それは間違っているようです。鉛やニッケル、クロム、マンガンが大気中より大幅に多く含まれていることが明らかになりました。

含有量が基準の数10倍だったケースもあり、これは喫煙者の健康を深刻に脅かすだけではなく、電子煙草を吸わない方までもが被害を受けます。これらの金属は加熱されるコイル部から出るもので、コイル部に接触した液体はカードリッジに入った元の状態より25倍の金属を含んでいると言います。

電子煙草は、50年ほど前に開発され、2000年代前半に中国の企業が商品化したものです。その後、欧米を中心に徐々に市場を拡大したのです。電子煙草の危険性が日本でも指摘されています。電子煙草が安全で健康的だと言うのも間違いで、リスクは存在します。

厚生労働者が公開したデーターでは電子煙草の蒸気に発ガン性物質を見つけた事が確認しています。私は癌になったものの命を取り留めたが煙草を吸っていた友人が何人も亡くなりました。癌の克服とノーベルの発明は共通していると思います。2050年までにガンで亡くなる人はいなくなると言いますが煙草を吸い続けている人も救えるのであろうか。

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