mixiユーザー(id:12923117)
2019年02月12日10:02
138 view
『ジュリアン』感想
〜本作が長編デビューとなるフランスの新鋭グザビエ・ルグランが、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。ミリアムは夫のアントワーヌに子どもを近づけたくはなかったが、裁判所はアントワーヌに隔週の週末ごとにジュリアンへの面会の権利を与える。アントワーヌはジュリアンに、共同親権を盾にミリアムの連絡先を聞き出そうとするが、ジュリアンは母を守るために必死で嘘をつき続けていた。アントワーヌの不満は徐々に蓄積されていき、やがてジュリアンの嘘を見破るが…〜 ＜映画.comさんより＞
冒頭の弁護士同士の言葉の山にまず圧倒される。
守るべき子供のためのやりとり。。。
だが、その法律ゆえに、ジュリアンから笑顔が消えてゆく。。。
一番印象に残ったのは、何度か出てくるジュリアンと父親の車中の描写
�ー蠢阿良磴魯▲奪廖�背後のジュリアンはアウトフォーカス。
ジュリアンが背後から父に話しかけるが、父親はまったく聞く耳持たず。
�■何佑魃任好�メラが何度か切り替わるのだが、２人の顔が同時に丸ごとスクリーンに収まることはない。どちらかの顔が、中途半端に欠けているのだ。そのあたりは上手い。
��シートベルトの未着音やワイパーの音等も車内での緊張感を高めた。
姉の描写が不足。とりわけ♪Proud Maryを歌うシーンの意味がやや不明。
それ以外にも、どうにも、こちらが困ってしまう場面があちこちに。
とにもかくにも、ジュリアンの怖がる表情だけが脳裏に残る。
ジュリアンが父親を嫌がっているのは明らか。
それでも、執拗に親権＆息子に会うことに拘る父親アントワーヌ。
ついには、両親からも嫌悪感を抱かれ、実家を追い出されてしまう。
更なる怒りが巻き起こり、その矛先は・・・。
う〜む。同じリアリズムなら、やはり、私はケン・ローチ作品の方が好き。
ただ、最後の穴だらけのドアはインパクト有。
私の尊敬すべきマイミクのtamaさんのレビューのこの文章に強く同感！
「そして本当に助けや治療が必要だったのは、 息子にすら「あの男」と呼ばれてしまうようなDV加害者の父親だったのではないだろうか」
監督の意欲は、しっかり伝わってきました。３つ☆
冒頭の弁護士同士の言葉の山にまず圧倒される。
守るべき子供のためのやりとり。。。
だが、その法律ゆえに、ジュリアンから笑顔が消えてゆく。。。
一番印象に残ったのは、何度か出てくるジュリアンと父親の車中の描写
�ー蠢阿良磴魯▲奪廖�背後のジュリアンはアウトフォーカス。
ジュリアンが背後から父に話しかけるが、父親はまったく聞く耳持たず。
�■何佑魃任好�メラが何度か切り替わるのだが、２人の顔が同時に丸ごとスクリーンに収まることはない。どちらかの顔が、中途半端に欠けているのだ。そのあたりは上手い。
��シートベルトの未着音やワイパーの音等も車内での緊張感を高めた。
姉の描写が不足。とりわけ♪Proud Maryを歌うシーンの意味がやや不明。
それ以外にも、どうにも、こちらが困ってしまう場面があちこちに。
とにもかくにも、ジュリアンの怖がる表情だけが脳裏に残る。
ジュリアンが父親を嫌がっているのは明らか。
それでも、執拗に親権＆息子に会うことに拘る父親アントワーヌ。
ついには、両親からも嫌悪感を抱かれ、実家を追い出されてしまう。
更なる怒りが巻き起こり、その矛先は・・・。
う〜む。同じリアリズムなら、やはり、私はケン・ローチ作品の方が好き。
ただ、最後の穴だらけのドアはインパクト有。
私の尊敬すべきマイミクのtamaさんのレビューのこの文章に強く同感！
「そして本当に助けや治療が必要だったのは、 息子にすら「あの男」と呼ばれてしまうようなDV加害者の父親だったのではないだろうか」
監督の意欲は、しっかり伝わってきました。３つ☆
5
3
ログインしてコメントを確認・投稿する