雪が降り出した。
街も白くなる。
僕は、ガラス越しに
細い通りの街灯を眺め。
あの日を思い出す。
君をすきになって
僕の部屋まで誘った。
あの街灯の下。
白い雪が舞って、君は。
そんなことばかり
してるんでしょって。
だから、僕は。
君の手を取り。
左胸の上に当てたよね。
馬鹿みたいに
ドキドキして。
でも、すきになって。
今しかないと、思って。
君のこと 、僕のこと。
えっちではないよ。
変な意味ではなくて。
君と、一緒に笑いあって
眠りたいと思ったよ。
それで、馬鹿みたいに
笑いながら。
一緒に眠って。
朝に、君と一つに。
素敵だったな。
君を送る道、駅までの道。
まだ白く降り積もってた。
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