残り香。きみの。のこりギュ。きみの。抱きしめて香りが離れない。きみは、ちょギュしないとって言う。2人はなかなかに、会えないから。ギュを貯める。もっとずっといつまでも。抱きしめていたいのに。
冬。雨が降ったら雪にならないかなぁって、いつも思う。冷たい雨に濡れて身体の芯まで冷やし凍えるのなら。綺麗な白いあの結晶がいい。きみのいない、この隣。気持ちはずぶ濡れて心の芯まで侵される。心の温度は何℃だろう。摂氏零度でなくても、雪は降るらし
待ち合わせで会えない、きみ。よく晴れた日の海の見える駅。どこにいるの?ってきみに聞く。探してみて、ときみは言う。それだけで会えたならきっと運命、だって言う。それだけで会えたら必ず運命、って僕は思う。色々が滅びたらずっと2人で、いられるかな。
眠れない夜に僕はひつじではなく、きみを想う。大人になったらもっと、もっと。強くなれると思っていたのに。互いの深い部分まで迷い込み。傷つけあって、慰めて。また、傷つけて。繰り返し。弱さには、客観もなくずっと一人きりの基準で何処へも行けないのに
でも、何度でも。同じ人でも。そうでなくても。また、恋に落ちて。寒い冬の部屋。ベッドの中のように。足を絡めあい温めあうように。心に触れたくて。絡みあわせてしまう。なんでだろうなぁ。。でも、本当のすきなんだよ。いつだって。