句点
日本語で
ことばの区切りを表す記号
マル
普段 句読点は声に出して読むことはない
いつだろう
そう教わったのは...
小学一年生ぐらいのときの
かすかな記憶の中には
句点をキッチリ声に出して
読んでた子がいた気がした
でも
読まなくていいよ って
教わった記憶は あいまい
物事のけじめをキチンと付けられる人は
きっと句点を多用するのかな?
電子メールの件名の最後に
いつも句点を付ける人もいる
契約書や重要書類などは
最後に 以上 を明記する
空白欄に 後から書き足せないように
締めを表すクロス記号で埋めることもある
区切り...
ぼくは あいまいな人間だ
いつもファジーなきらいがある
だから
句読点の代わりに
スペースや改行を使うことが多い
深層心理の奥のほうで
なんだか明確に区切ることを
嫌う性質をもっているのかな
見えないけれど
確かに埋めて
かすかに繋げている感覚
自分だけにしか伝わらないかもだけど
そんなニュアンス
だからか
フェードやグラデーションも好き
でも...
ときに 句点にハッとするときがある
急に目に飛び込んできて
不思議にすごく惹かれるとき
新鮮さを感じるためなのか
句点のひと...
そんな
自分の好みと相反するものに
ふいに惹かれる瞬間
そんな面白さも
必要な感覚
そして...
句点 ひとつ
落として
みる。
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