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2019年02月02日11:25

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うずきゅうめいがん

子供の頃

とても怖かったことば



うずきゅうめいがん



本当は


宇津救命丸


なんだけど



この言葉を聞くと いつも...




鳴門海峡に

ゆらゆら浮かぶ小舟


どんどんと

渦潮の中に

引き込まれていく



もう危ない!!



その瞬間に

小さな丸薬を投げ込む


間一髪

不思議と助かる舟...



そんな光景が 浮かんだ




丸薬を投げ入れるタイミングが

ものすごく難しくて



早過ぎても効き目がなく


遅過ぎると間に合わない



そんな絶妙のタイミング



いつも

そんな責任重大な大役を


なぜか任される


こどもの ぼく



手が震え


涙も出てきて


ドキドキしながら



えいっ!



って


投げ入れる



無事に小舟が助かると


ホッとして力が抜け


ヘナってその場に

座り込む




そんな


とっても怖かった思い出




うずきゅうめいがん




まだあったね




創業400年



重さ 感じるね



今だと...

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