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2019年01月27日22:16

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HUGっとプリキュア最終回 感想

本日、「HUGっとプリキュア」最終回を迎えました。
その感想です。
あまり「ふたりはプリキュア」以来ちゃんとプリキュアを見てなかったのですが、今回もちゃんと見たっていう訳でもないですが、最終回間際チラ見してはまってしまいました。
見たキッカケはラジオ番組を聞いているゆかりんこと田村ゆかりさんが出ていると噂で聞いて、ゆかりさんがプリキュアなら絶対ロリだろうと思って見たら、ロボットだったのである意味そこが最初のツボで見始めました。
まさかNARUTOで土壇場にきてゆかりさん演じるテンテンが脇においやられて、紅白歌手でエデンナナの異名の水樹奈々さんが準主役に持ち上げられる、ゆかりさんのクジ運の悪さ(?)、誰もテンテンとヒナタが中忍試験の段階でポジションが大きく変わるとは思わなかったものです。
それはさておき、そんな理由でゆかりさん目当てで見始めたHUGっとプリキュア。

ネタばれありです。
本編で明確に描かれてはおりませんが、みんな大好きピンク主人公ことキュアエールの野乃はなさん。
主人公にしてラスボスとどうやらくっついた模様。
くっついたというより結婚して子供を産んだ模様。
何度もいいますが明確なシーンはなく、示唆している程度です。
ツッコミとしては、奥さんが出産している時間にいないとか、遅れるとか、どうよ?って思います。

そのラスボス、ジョージ・クライですがどうして時間を止めようとしたのかよく分かりませんでした。
いろいろ読み漁ったり聞き漁ったりして自分なりの見解を示そうと思います。
当初、時間を止める事に固執してその理由の一つに彼は「時間がない」ということを連呼しています。
この「時間がない」というのは、もしかしたら彼自身が不治の病でもうすぐ死ぬのが自分で分かっていて、死にたくない事から時間を止めて未来世界を閉ざしてしまおうと考えたのではないか、と思いました。
ですが後半、彼が時間を止める理由を語るとき、野乃はなの未来の姿ではないかと思われる女性が描かれています。
そうなると、ジョージ・クライは彼女の為に時間を止めようとしているのではないかと思えてきました。
野乃はなのもう一つの未来の姿である彼女は、分岐点であるプリキュアにならなかった時間軸の野乃はなです。
番組1話目に繋がる転校前の学校でいじめにあっており、世界に絶望していた彼女が絶望したまま大人になり、ジョージ・クライと出会い、
またジョージ・クライは彼女の為、絶望した彼女を救いたい為、全ての時間を止めて幸福な時間を永遠に送ることを決意し実行したものと思われます。
彼の場合、私欲の為ではなく、愛する彼女の為に、世界を敵に回してでも彼女を幸せにしたい思いがあったと私は信じています。
ですが、彼の前に現れたのが分岐点で違う選択を行った野乃はなです。
彼女は友人や家族の力を得て、未来を信じる、絶望とは真逆な思考を持てるようになり、彼の前に立ちはだかります。
最終回ひとつ前、ラスボスである彼はプリキュアに倒されてしまい時間を止める事は失敗してしまいますが、
未来を信じる事を前向きに考えられるようになった事が最終回で、時計が動き出した事、笑った顔を見せた事により示唆されています。
絶望の時間軸にいる、自分が愛する野乃はなと向き合えるようになったと思われます。
彼が持っている未来が描かれている本の内容が変わった事も要因の一つだと思います。

こっちのプリキュアになった時間軸の方でも、ジョージ・クライと結婚してしまうようですが。
でも、ハグたんの髪の毛の色、ママでもパパでもないんだよなー。
もしかして違う人?

野乃はなさんは笑われても何されても自分の思う、なりたい自分になる、事を信念として会社の社長さんになり、結婚もして、子供も産んで、
なんでしょうか、この政府官公が描いた少子高齢化対策、男女共同参画を絵に描いた展開は。
女として大成功じゃないですか。
女というとジェンダーではないと言われてしまいますが、人間としても大成功な人生だと思います。
女の子向けアニメとして最高のゴールだと思います。
完全にプロパガンダだしステレオタイプだと思いますが。
ターゲットである女児に向け、かっこいい女の子でありながら、将来は仕事も成功し、結婚して子供もいる。
女という性別で、あらゆるステータスを享受したキャラクターではないでしょうか。
女児、全員があこがれると思います。
宇多丸さんでいうと、アコガレーです。
アコガレー。
幼女である自分を、産んでくれ育ててくれたママ、一緒にテレビを見ているママが幸せだから、自分も幸せ、そしてママを見習って私も仕事も恋愛も子育てもがんばるぞ!っていう気持ちをもってくれたらHUGっとプリキュアは本来のターゲットに対し成功したのではないでしょうか。
ママもお子さんも出産シーンには感慨深いものがあるでしょうね。
本当に良いプリキュアだと思いました。

最後までオッサンも、プリキュアガンバレー!と応援してました。
プリキュア、本当に良いものですね。

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