去る土曜日は勝浦市の山歩き。
もっと早く出たかったのですが、寝坊気味だったのと、ある思惑が有って0940くらいの出発でした。
0700くらいに出る時より、R14に出るまでずいぶん混み混み。
もうチョイ早い方が良かったかな?と思いましたが、幸い穴川辺りの京葉道路渋滞も無く、順調に進みました。
私のクルマのカーナビには入っていない(^^;)))上総鶴舞ICで下りて、R297を大多喜へ向かいます(木更津東以西は入っている)。
千葉県が誇る三セクいすみ鉄道大多喜駅前のお店で、猪肉の「しし十六丼」を昼食に食べよう!という思惑だったのです。
近くの有料駐車場(1時間以内は無料)にクルマを駐めて、席に着いたのが1140くらい。
実はこのお店でしし十六丼を食べるのは三度目。
最初は偶々入ったのですが、二度目は千葉スカ自転車部でコズモさんと来ました。
なんでもコズモさんも、その後ツーリングでこれを食べに来たそうです。
ワサビで食べて、温泉たまごで食べて、そしてビビンバ風に食べるのがしきたりだそう(*^^*)
美味しかった( ̄▽ ̄)ノ
このお店「番所」
https://www.google.com/amp/s/s.tabelog.com/chiba/A1207/A120702/12027910/top_amp/
は、今年7月R297沿いに移転するのだとか。
食後は再びクルマです。
今度は行川(なめがわ)アイランド駅を目指します。
行川アイランド…
千葉県外の方はご存知無いかもしれませんが、南房総の勝浦市には、かつてフラミンゴのショーで有名な施設が有ったのです。
少し南に有る鴨川シーワールドは何度か行きましたが、こちらは行った事が有りません。
いつか行ってみたいと思いつつ、いつの間にか無くなっちゃった…とか、鴨川シーワールドより影が薄かった…というのが正直な印象です。
一説によると、ここで飼われていたキョンが逃げ出して野生化したのが、鴨川や勝浦でヒルエリアが拡がった原因とも…
ここが駅。
そしてかつての駐車場。
このトンネルの先だったらしいですが、今は行けなくなっています。
上空から見ると、跡地はまだ残っているよう(Googleearth)。
一度名前を消したものの、剥がれてしまったままとおぼしき案内板。
そしてこの駅から目と鼻の近くには、有名な「おせんころがし」が有ります。
父親思いの孝行者のおせんが、ここから落とされたという事ですが、詳細はこちらで…
実は心霊スポットとしても知られているのだそうですが…
さて
これだけなら山歩きとは言えません。
おせんころがしから国道を渡って、山側へ入っていくと、市ヶ坂と呼ばれる古道が有ります。
この辺りは山が海まで迫っている為、近くの大沢集落では、かつてこの古道が外界への唯一の道だったそう。
また、この道の途中には日蓮が小松原法難の際、刀傷を岩窟に隠れて治したという場所が有り、現在そこは日蓮寺となっています。
その時に傷の風避けに綿帽子を献じた「お市」から、市ヶ坂という名前の元になったのだとか。
そこを歩いてみるのがこの日のメインイベントでした。
大沢集落から崖に刻まれた階段をつづら折れしながら登っていくと、上大沢集落にでます。
なんの実かな?
おや?
あれは何だ?
一見、六本木ドンキの屋上に有るアレ…ジェットコースターの塔のようにも見えますが…
ここに有ったという話は聞いた事が有りません。
そんな事をつらつら思いながら歩いていると、土地の方が歩いていらしたので、早速聞いてみました。
どうやらTVのアンテナなのだそう。
市ヶ坂の事も聞いてみると、「オレっちが子供の頃はよく通ったけど、今じゃ獣道だよ」
まぁ廃道歩いていれば、荒れた道はよく有る事です。
お礼を言って先へ行くと、何かの小屋が有り、その手前がどうやら入口らしい…
中へ進みます。
倒木などで確かに荒れていますが、踏み跡は案外しっかりしています。
踏み跡に沿って歩いて行くと、右手は害獣避けの金網で、その向こうは茂みとなって深い谷、左手はいつしか耕作放棄されたらしき休耕田に…
倒木を避けながら歩いて行くと、ここからは下りになるようです。
あれっ?
金網の彼方、海が右手に見えるぞ?
ほぼ前方となる筈なのに?
地形図を確認…
あっそうか!
踏み跡を見てここまで来てしまいましたが、休耕田始まる前で右へ行くんだった!
やはりソロだと、ついつい地形図を見ないで進んでしまいがち(^^;)))
引き返すか…
いや待てよ…
この先は休耕田は有りませんが、下りとなる尾根にも踏み跡らしきものが有ります。
見たところ、歩き難いという事も無さそう。
ここまでの道は分かっていますから、引き返すのは容易、時間は大丈夫です。
進んでみよう!
今度は方角を誤らないよう、気をつけて尾根を進みます。
暫く歩いて尾根の突端に出ました。
このまま真っ直ぐは無いよな…
右手の谷を覗いてみると、沢らしきもの、そして道らしきものが見えました。
また時間を確認、まだ14時チョイです。
気をつけて斜面を下り、尾根から見えた道らしきものへ向かいます。
尾根からこの沢へのルートは不明ですが、少ないながらも歩いた人は確かにいるよう。
ここまでは踏み跡という曖昧なモノを追って来ましたが、間も無く曖昧でないモノが出てきました。
一応橋ですが、こんな朽ちかけたモノに体重をかける気にはなれません。
ここは渡らず、更に下へ下って行きます。
土手のようなモノが有りました。
道路かな?
よじ登ってみたら、外房線の線路でした。
線路を歩く訳にはいかないので、数十m右手に見えた踏切状の場所まで藪漕ぎしました。
思いの外、アッサリと山中を突破。
歩いてきた大体のルートは分かっていますが、本来の出口たる日蓮寺は確認しておかねば!
舗装路を少し歩くと、こちらもアッサリ到着しました。
階段を登ると、祈祷道場の文字が有りましたから、ここは修行を行う為の場所なのでしょうか。
国道に戻り、トンネルを3つ抜けてクルマに戻りました。
せっかくここにいるので、あの場所の口だけでも確認しておきたい!
あの場所…鴨川市の袋倉です。
清澄山の南面には、西から金山、保台、袋倉などのダムが有ります。
うち金山と保台は行きました。
そしてこの袋倉ダム周辺は滝が幾つも有り(但し道は殆ど無い)、また他の2ヶ所同様ヒルエリアです。
なので冬専門ですが、いつか行ってみたいと思っているのです。
国道からの入り口はすぐ分かりました。
すれ違いが困難な狭い道を暫く入っていったところで、引き返しました。
今回は下調べしてない為、この先でUターン出来るどうかも不明なのです。
そろそろ夕食とお風呂だな…
これらは目処はつけてありました。
夕食はJR大原駅近くの源氏食堂。
お肉屋さんがやっているので、ボリュームがスゴいよう。
しかし、行ってみると営業時間外なのかシャッターが閉まっておりました(>.<)
仕方無い…
ではお風呂だ!
こちらは勝浦つるんつるん温泉です。
名前は知っていますが、行った事は有りません。
周りは併設のキャンプ場以外、何も無い山中だそうですが…
ナビの指示するままに進んで行きます。
本当に何も無いな…
こんな場所に本当に有るのか?
そんな事も思いましたが、確かに有りました。
ここも養老温泉や亀山温泉同様、黒いお湯の温泉です。
(HPより)
汗を流してスッキリしたところで、ラーメン食べて帰路につきました。
それはそうと…
改めて正しいルートも歩いてみないとねo(^o^)o
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