昭和天皇の「玉音放送」の内容を読んでみた。
もちろん原文のままでは私に理解しがたい言葉があるので、私でもわかるように訳された文章内容。
昭和天皇の時代に太平洋戦争が開始され、日本が降伏する事で終戦となったのは事実。
1人の人物の言葉に、国中の人間が一斉に従う事という事は、地球上の歴史を見ても初めての事ではあるまいか。
武力で強引に従わされるような事ならば、どこでも何度でもあったことだと思うけれど、熱心な宗徒が教組の指示に従うようなものでもなく、人々がそれぞれに自身の心で受け入れた結果なのだから、実に驚くべきことと感じる。
玉音放送放送の内容は、昭和天皇の心情を語っているだけ。
一言で言えば、日本人よ日本人たれ!と語っているだけだと私は解釈している。
日本人としての心を抱きながら、日本人として生きるようにと、昭和天皇は願っているだけだと思う。
戦後、日本国民の象徴として昭和天皇はその生涯を終え、その息子もまた30年間の象徴としての役割を終えようとしているところ。
自分自身をふり返って見て、日本人としての恥ずかしくない生き方をしてきたのだろうか?
象徴としての人生を送る人の尊い姿を見せられて、私は反省させられている…
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