2018年10月に香港と中国の珠海および澳門(マカオ)を結ぶ、全長55kmからなる世界最長の海上橋である港珠澳大橋が完成した。今回はこの橋を通ってマカオに行くことにしてみた。
■暢達路が工事中でバス停の位置が変わっている。
空港から港珠澳大橋香港口岸行きのB4のバス停を探して歩く。
■B4のバス停はS1と同じところであった。
前に日本人のおばちゃんが2人並んでいた。このおばちゃんたちはA35に乗りたかったようだが・・・
「あれ!いってしまった!」
そう、A35のバスは無情にも通り過ぎていったのであった。
おばちゃん、香港でバスに乗るときは腕を水平にあげて、乗りますってアピールしないといけないんだよ。
■10分ほど待ってB4バスがやってきた。
実はまっきーがバス停を見つけたときにちょうどB4バスが出て行ったので、この時間帯は10分間隔でB4バスは運行しているようだ。
腕を水平にあげて、おばちゃんたちにこうやるんだよと無言で教えてあげる。
ちなみにB4バスは新大嶼山巴士の運行である。九巴や城巴のアプリにはでてこない。
■大きな建物が見えてきた。
10分ほどで香港口岸に到着。バス代は6HK$でオクトパスで支払った。
■香港口岸の建物の中に。
■イミグレはガラガラ。
イミグレを抜けると、おっちゃんにオクトパスは持っているか?と聞かれる。
■オクトパスがあれば、この自動販売機でバスのチケットが買える。
現金やクレジットカードだと窓口でバスのチケットを買う必要がある。この時みたいにすいていればいいが、混んでる時は並ばないといけないんだろうね。
■チケットは65HK$だ。
■建物を出て、バス乗り場に。
澳門(マカオのこと)と書かれた表示に従って進む。間違って珠海行きに乗らないようにしよう。
■マカオ行きのバス。
■マカオに向かって出発。
2階席の乗客は11名だが、そのうち日本人はまっきーも含めて7人。どんだけ日本人率が高いねん!笑
■このバスはUSBで充電ができる。ありがたいことである。
進行方向右側のほうが景色がいいとのことで、まっきーは右側に座ったのだが、
■ガスってて何も見えない・・・涙
これが噂のPM2.5なんだろうか。
ところで、このバスは、
エアコンがガンガン効いてて、異常に寒い!
冬の早朝にエアコン効かせすぎやろ!
昔の香港のMTRやバスの車内はこんなんだったよなと懐かしく感じるが、さすがに寒すぎでユニクロのウルトラダウンを引っ張り出して着込んだ。
バスが橋を渡りきると、
■大きな建物が見えてきた。
これは中国珠海側のイミグレである。珠澳口岸人工島という人工島を作り、珠海とマカオのイミグレはそこに隣接している。
バスは40分ほどでマカオに到着した。
あ~寒かった。
■澳門口岸。
■さあ、マカオに入境しよう。
■イミグレはこちらもガラガラ。
澳門口岸で朝めしを食べようと考えていたのだが、めしが食えるような店はどこも開いていない。仕方ないので市街に出てから食べよう。
マカオにはマカオパスという香港のオクトパスのような交通カードがある。このマカオパスを買いたいのだが、どこで売っているんだろう?お巡りさんがいるので聞いてみよう。
「すいません。マカオパスはどこで売っていますか?」
「セブンイレブン。」
「セブンイレブンはどこですか?」
「ここにはない。」
「えっ?」
「市街に行け。」
その市街に行くためにマカオパスを買いたいのだが・・・まるで禅問答だ・涙
仕方ないので10HK$紙幣が使える自動販売機で3パタカの水を買って、バス代用の小銭を調達する。
ちなみに今のマカオでは、バスは1回6パタカの均一料金になっている。香港ドルも使える。
■亜馬喇前地行きの101Xバス。
バスに乗ろうとすると、後ろに並んでいたおっさんが、
「6ドル持ってるか?」
と聞いてきた。一瞬、ここでカツアゲ?と思ったが、あっ!小銭がないのでまとめて払いたいのねとわかった。マカオも香港もバスはお釣りがでないし日本みたいな両替機もない。小銭がない場合は、他の乗客の運賃を集めて一緒に払うってことがあるのだ。おっさんに6パタカを渡して一緒にバス代を払ってもらう。
101Xを新馬路で降りる。
■セナド広場。
なんとかマカオ市街に着いたのであった。
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