…正午まで、アルバイト。一旦帰宅後、京橋の国立映画アーカイブへ。
午後3時、澤井信一郎監督の「時雨の記」を観てまいりました。
☆「時雨の記」(1998)監督 澤井信一郎 出演 吉永小百合、渡哲也、佐藤友美、原田龍二、天宮良、細川直美、裕木奈江、佐藤允、岩崎加根子、前田吟、金久美子、林隆三
『昭和の終わり、かつて一目惚れした女性・多江と20年ぶりに再会した孝之助は、一途な想いを彼女にぶつけ、不倫と知りつつ逢瀬を重ねる。ある日、病に倒れた彼を看病する妻を見て多江は身を引く決意をするが…。
日活時代の「愛と死の記録」(1966、蔵原惟繕) 以来の吉永小百合と渡哲也の共演が話題となった。』
…単なる不倫映画を、もう、これでもかッ!ってなくらいに、コレ以上ないくらいに、きれいきれいに撮った映画です!
なんか、こんな人たちがホントにいるの?ってな感じがする純日本女性と、やたら押しの強い、そこそこ金持ちの昭和っぽい、シブいオジサンの、大人の恋の物語。
もう、ね、キレイなキレイな映像ばっかりで、リアリティの欠片も無いオハナシ。
いい年齢こいたオジサンとオバサンの、あり得ないような恋の行方。…もっとドロドロした恋愛になりそうなモンだけどねぇ。(笑)
…あぁ、吉永小百合みたいにキレイじゃないワタシもこんな恋をしてみたい、な〜んて勘違いしたオバサマたちが映画館に殺到したんじゃないでしょうか。(笑)
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