傲岸不遜な人道主義：ＮＹタイムスの事例。

ＮＹタイムスの記事より
【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は１２月３１日、「日本はクジラの虐殺をやめよ」と題した社説を掲載し、日本政府が国際捕鯨委員会（ＩＷＣ）脱退を決めたことについて「危険で愚かな動き」と批判、再考を求めた。
後略
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　日本人は、昔から鯨を食用としていました。そして、今も食用として利用しています。マグロ、鮭などの魚も同様です。それに対して、ＮＹタイムスは、「鯨の虐殺をやめよ」とわざわざ社説に非難記事を掲載しました。社説は、新聞社を代表する会社の見解でもあります。

　で、このＮＹタイムスの社員は、牛や豚などの動物の肉は一切食べないのでしょうか？
それらの動物を殺すことは虐殺ではないのでしょうか？虐殺の定義とは？動物は人間と同じ感性を持っている？
　
　最近、イヌイットの怒り　のドキュメンタリを見ました。
　イヌイットは、伝統的にアザラシの肉を食べ、毛皮を利用して生きて来ました。それに対して、金持ちの芸能人を中心として、アザラシの虐殺をやめろ！！との運動が起きました。運動しているのは、裕福な芸能人などが中心ですから、運動や宣伝に大金を使えます。一方で貧しいイヌイットは宣伝力で敵わない。でも、イヌイットにとっては人生、生死にかかわる問題です。

　人間は、生きている以上は、他の生命を犠牲にしている。そのことを忘れてはならないと思います。もし、生きるため、食料にするために、他の動物を殺すことを非難するのだったら、貴方自身が全ての生物を尊重して殺すべきではありません。ＮＹタイムスの社員は、一切の生命を殺すことなく生きるべきです。
　でなければ、ＮＹタイムスと言う会社は、全く傲岸不遜・自分勝手な人間の集まりであることを証明しています。