新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
旧年中は大変お世話になりどうも有り難うございました。心から御礼を申し上げます。
２０１９年の欧州政局には暗雲がたちこめています。３月の英国のEU離脱は、欧州戦後史の大きな転換点となります。５月の欧州議会選挙では各国のポピュリストが連携して、議席増加を狙っています。秋にはザクセンなど旧東独の３つの州で州議会選挙が行われますが、これらの州では右翼政党の支持率が高いので、メルケルの後継者としてキリスト教民主同盟・党首になったクランプカレンバウアーにとって最初の試練となるでしょう。社民党の支持率急落も二大政党制を揺るがす深刻な問題です。
去年は新潮新書から「イスラエルがすごい」という本を上梓し、著書が２１冊になりました。今２２冊目に取り組んでいます。EUの未来についても考えをめぐらせています。
皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げます。
熊谷 徹
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