勘助の野望

今日はシネマート新宿で「レッド・ブレイド」を観てきました。

監督：石原貴洋

配役（役名）：小倉優香（マコ）、搗宮姫奈（ヒロ）、花影香音（ユウ）、ＴＡＫ∴（才蔵）、岩永ジョーイ（原田勘助）、美音咲月（春名美希）他。

主人公は高校生のマコ。
彼女の父は怪しげな会社の仕事をしていて、詐欺容疑で警察に連行されます。
騙された家の同級生たちの事をマコは学校で責められて苛められる毎日に嫌気がさしていました。

マコは学校の図書館で児童向けの絵本「雷風刃」を借り、それが唯一の心の安らぎとなりますが、ある夜、「雷風刃」に登場するくノ一のヒロとユウがマコの前に現れ、彼女を忍者たちが活躍した時代へと連れてゆきます。
マコは忍者の頭領・才蔵の元で忍者の修行を始め、最初の仕事でヒロ、ユウと共に服部半蔵を討ち取ります。

ヒロとユウは親を原田勘助という甲賀忍者に殺されていて、才蔵に内緒で親の敵を討とうとし、マコも同行しますが、その勘助こそがマコの父に悪事をさせていた原田の正体でした。
３人がかりで勘助と戦うも、ヒロが斬られて死に、マコとユウは現代で勘助との最終決戦に挑みます。

冒頭で、いきなり才蔵と数多の忍者たちとの凄絶な殺陣から始まりますが、なかなか見ごたえのある殺陣でした。
園子温原案との事で、「愛のむきだし」を彷彿とさせる場面があったり、無茶苦茶な設定等、いかにも園子温らしいところがあって面白かったですが、レビューでの評価は散々なようです。
強いてあげれば決着の付け方が、もうちょっと何とかならなかったかなと思うぐらいでした。

公式サイトＵＲＬ
http://redblade-movie.com/pc/index.html