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2018年12月08日19:59

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仮に、「アセクシャル」という言葉にたどり着かなかったら、どうするつもりなのだろうか。

>>たどり着いたのが『アセクシュアル』でした。ああ、これだったんだと安心しました。

この言葉に引っ掛かりを覚えました。
ADHDの話にも違和感を覚えるのが、この手の話。

病名がわかって安心しました。

私はこの「安心した」という言葉に、対処方法が見つかって安心したと読んでいたのですが、何か違うな?と感じていた次第です。
実は、安心してはいけないのではないのでしょうか。

その後は、周囲への理解を求め居場所を作ると言う流れなのですが、それで良いの?という疑問があります。

ADHDの成人用チェックシートと言うのがあるようで、

01  物事を行なうにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。
02 計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難だったことが、どのくらいの頻度でありますか。
03 約束や、しなければならない用事を忘れたことが、どのくらいの頻度でありますか。
04 じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。
05 長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが、どのくらいの頻度でありますか。
06 まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが、どのくらいの頻度でありますか。
つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることが、どのくらいの頻度でありますか。
08 つまらない、あるいは単調な作業をする際に、注意を集中し続けることが、困難なことが、どのくらいの頻度でありますか。
09 直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことはどのくらいの頻度でありますか。
10 家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことが、どのくらいの頻度でありますか。
11 外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことが、どのくらいの頻度でありますか。12 会議などの着席していなければならない状況で、席を離れてしまうことが、どのくらいの頻度でありますか。
13 落ち着かない、あるいはソワソワした感じが、どのくらいの頻度でありますか。14 時間に余裕があっても、一息ついたり、ゆったりとくつろぐことが困難なことが、どのくらいの頻度でありますか。
15 社交的な場面でしゃべりすぎてしまうことが、どのくらいの頻度でありますか。
16 会話を交わしている相手が話し終える前に会話をさえぎってしまったことが、どのくらいの頻度でありますか。
17 順番待ちしなければならない場合に、順番を待つことが困難なことが、どのくらいの頻度でありますか。
18 忙しくしている人の邪魔をしてしまうことが、どのくらいの頻度でありますか。

全部該当する、落ち着きのない粗忽者や、考えの浅い馬鹿と言う人が居ますが、要するに、そうやって人から蔑まれる或いは、馬鹿にされるので、生き辛い世の中という話になっているのでしょうかね?
で、病気だと分かって、

自分は馬鹿じゃ無かった、病気だったんだ。

と安心するという事なのでしょうか。
それでどうなるのでしょうか。
周囲は、あの人は馬鹿じゃなくて、病気なんだよ。と納得すれば良いのでしょうか。
あの人は、奇人じゃなくて、病気なんだよと理解すればよいのでしょうか。
それで?と思うんですよね。
それで楽になるのですか?
仮に病気だとしても、その結果周囲が悪影響を受けるのであれば、排除されるのがおちですよね。
例えば、部下に注意力が散漫で、落ち着きが無く、頼んだ仕事を忘れ、出来上がってもいい加減な仕事だったりするのが居たとします。
そりゃ、怒りますよ。
ただ、その人が仕事が出来るようになるよう、順序立てて説明はしますよ?
その結果、一定水準の仕事しか出来ないのであれば、その水準の仕事をさせますよ。
ただ、評価は低くなりますよね。
学校じゃ無いんですから、努力に対して対価は払えないんですから。
それは病気であろうが、そうじゃ無かろうが変わるものでは無いのかと。
であれば、病気とわかって安心するのっておかしな話なのでは?と思った次第です。

アセクシャルも同じような話なのでは?と思ってしまいます。
LGBTとはまた別の話だと思うんですよね。
LGBTの人に、異性を愛しなさいと言うのは、それは厳しい話だと思いますよ。
全くそう言うケの無い私に、男を性の対象として愛しなさいと言ってきたなら、それを口にした人を全力で排除に向かいます。
恐らく、そう言う事だと思うんですよね。

では、アセクシャルは?という話です。
別に言わなきゃ良いだけなのでは?と。
仮に、恋愛を楽しんでいる人を羨ましいと思うのであれば、努力すれば良いだけで、そう言う感情が無いのであれば、別に気にする必要すらないのかと。

世の中には、性衝動の無い人達が居るので、公共の場での恋バナは禁止という流れが欲しいわけでは無いんですよね?
性衝動が無い人の前で、恋バナするのは、差別だ!!!とか言いたいわけでも無いんですよね?
妄りに人に、彼氏彼女いないの?と聞くのは、性衝動の無い人への配慮を欠いた最低の人間がする事。とか言いたいわけでも無いんですよね。

人を愛せなくて悩んだいるとの事ですが、そもそも、人を愛せている人がどの位いるのでしょうか?
若い内の恋愛で、少なくとも男の側の大半は、肉欲と愛を錯覚しているに過ぎませんよ?
身も蓋もない言い方ですが、そうじゃない人もいるでしょうけど、そんなことは無い!と嘘偽りなく答えられる人がどの位いますかね?
結婚した人の結婚の決め手が愛だった夫婦って、どの位いますかね?
結構な感じで、計算と打算が働いていますよね。
結婚に至る恋愛で、この人が好き!!!!と言う気持ちを否定しませんが、何処が?という問いに対して、顔、資産、スタイル等の外的要素を取っ払った答えを言える人がどの位いますか?という話なのでは無いのでしょうかね。

その人が愛しているのは、異性としての存在では無く、それを含めた周辺環境を愛しているんだと思うんですよね。
極端な人は、周辺環境のみを愛してるのかも知れませんけど。
付き合う二人がいた場合、体を求めあうのは当然で、ただ、この「当然」のロジックは?というだけの話じゃ無いのでしょうかね。
単に、そういうものと思い込んでいるだけの人が大半なのでは?
私は男なので男の考え方になりますが、口では色々言いますが、結局は「したい」だけなんですよね。
ただ「したい」と言うと軽蔑されるから、彼是言葉を飾るだけですよね。
では、何故「したい」のか?という話です。
本能は嘘ですよ?w
避妊が前提となる性交渉であれば、遺伝子を残したいとう本能を捻じ曲げているわけですからね。
煎じ詰めれば、「好奇心」「征服欲」「安心感」これを満たしたいからという事になるのでは?
であれば、アセクシャルと言う方々は、この3つが無いと言う事になると思うんです。
それが、生まれつき無いのか、トラウマがあり、恐怖心からその感情を遠ざけているのか?という話になるのかと。

好奇心を満たすより、その行為によって抱かれる自分に対しての嫌悪感への恐怖。
征服欲を満たすより、その行為によって相手が抱く不快感への恐怖。
安心感を得る事よりも、その行為によって相手が抱く様々な思いへの不安。

こういう事は無いのでしょうか。
色々と煩わしい思いをする位なら、自分の感情を押し殺した方が楽という人は少なからずいます。その押し殺せる感情は人それぞれですが、それが偶々「性欲」なのが、アセクシャルの方がだったりしませんか?
特定の感情を押し殺す事に慣れてしまうと、その感情が湧いてこないのが普通になってしまいます。
私は小学生の頃にちょっと色々ありまして、怒るのを止めました。
怒りの感情を抑え込むようにしたんですよね。
それが常態化すると、少々の事があっても、怒りの感情が湧いてこないんですよ。
周りからは、温厚と思われるので、生きていくうえで不都合は無いのですが、怒り方を忘れてしまうと、それはそれでまた、色々と問題になるわけですが。
社会人になって、怒りの感情をが出てこないと、仕事に支障が出る事が分かり、今度は、怒る努力をする羽目にwww
ただ、今でも怒るのは面倒臭いという思いが強いので、余程の事が無い限り怒りの感情は表に出てきません。

それが「性欲」なのが、アセクシャルの方々では無いのでしょうかね?

性的マイノリティーと言うと、ちょっと何かな感じがしますが、そういう言葉に縋ったところで、何ら得るものは無いのかと。

何故?

という事を自分なりに追求し、普通に寄せられるのであれば、寄せていった方が良いと思うんですよね。
先にも述べましたが、純粋な感情で恋愛し、肉体関係に及ぶ方が少数派だと私は思いますよ?
異論はあるでしょうけど、そういう事では無いのでしょうかね。






■性的欲望もたない「アセクシュアル」 恋愛経験なく自責の念も
(AERA dot. - 12月08日 17:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5410543

 他者に性的に惹かれない性的少数者を指す「アセクシュアル」という言葉が
広がりつつある。社会で生きづらさを感じる当事者も声を上げ始めた。

【写真】東京・町田市議会議員の東友美さん

*  *  *
「恋愛しないなんて人間じゃないよ」

 5年前、なかけんさん(22)はバイト先でそう言われた。なかけんさんは恋愛したことがなかった。そもそも、恋愛感情が分からない。ショックを受け、自宅でパソコンを開きネット検索した。「『恋愛感情』『ない』」

「たどり着いたのが『アセクシュアル』でした。ああ、これだったんだと安心しました」

 アセクシュアルの定義は統一されていないが、「恋愛的感情の有無にかかわらず、他者に性的に惹(ひ)かれることがない人の総称として提案したい」と、アセクシュアルを研究する三宅大二郎さん(27)は言う。他者に恋愛的にも性的にも惹かれない人や、恋愛的には惹かれても性的には惹かれない人など、多くのカテゴリーがある。なかけんさんの場合は前者だ。性的少数者の一つとされるが、当事者にもまだ、この言葉の認知度は高くない。

 恋愛的にも惹かれないアセクシュアルの人は、思春期に周りとの違いを感じ始めることが多い。「誰が好き?」と聞かれても、恋愛の「好き」が分からず答えにつまる。相手が自分に恋愛感情を持っていることが理解できずに、関係性が壊れてしまうこともある。「まだ運命の人に出会ってないだけ」「恋しないなんて人生損してる」という周囲の言葉に戸惑い、何か欠陥があるのではないかと自問し、恋愛できない自分を責めてしまう。

「アセクシュアルを含めた性の多様性について知ってほしい」と、なかけんさんは動き始めた。「性」を語るユニット「性性堂堂」を作り、ユーチューバーの活動を始め、三宅さんと「アセクシュアル啓発委員会」も立ち上げた。

 11月10日には、早稲田大学のGSセンターでトークセッション「あなたの『好き』と、わたしの『好き』、どう違う?」になかけんさん、三宅さんら5人が登壇し、当事者としての思いや悩みなどについて語り合った。会場には325人が集った。

 アセクシュアルの当事者発信は広がってきている。東京・町田市議会議員の東友美(ひがしともみ)さん(34)も声を上げた一人だ。町田市議会の9月定例会で、アセクシュアルであることを公表した。

「市にはLGBTの支援が何もないんです。だから相談窓口を作ってほしいと思い、議会で訴えてきました」と話す。自身も性的少数者の当事者だと公表することで、強い意志で問題に取り組んでいくという表明でもあった。

「アセクシュアルという言葉を知ることで、悩んでいる人に、自分一人じゃないことも知ってほしかった」(東さん)

 東さんが違和感を覚えたのは高校生のとき。周囲の恋愛トークについていけなかった。「人並み」になりたいと男性と付き合ってみたが、うまくいかない。

「この“欠落”も自分の個性」と受け止めて生きてきたが、性的少数者の支援活動をする原ミナ汰さんから、「それは欠落でも何でもない」と言われた。

「うれしいと同時に、すっきりしました。これでいいんだと思えたんです」

 アセクシュアルを公表してから、SNSなどには「あなたのような人間が日本を壊す」と否定的なコメントもあったが、「これから理解していきます」「私もそうです」といった言葉も多く寄せられたという。

「当事者もそうでない人も、知る機会があれば変わっていくことがあると思うんです」

 東さんはそう期待をする。なかけんさんも思いは同じだ。

「アセクシュアルである自分を受け入れることで、自分の生き方を大事にしたいと思えた。知ることで救われる人もたくさんいると思うから、まずは知ってほしい」

(編集部・大川恵実)

※AERA 2018年12月10日号

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