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2018年12月03日12:02

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プリキュア、シンプレックス

プリキュア  
我が家に遊びに来る三姉妹(https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969377586&owner_id=5691043)もご他聞にもれず大のプリキュア・ファンである。私は”プリキュア”が何なのか全く知らず、彼女たちが持っているプリキュアのカードやら本の説明をされても、女の子に人気の何かキャラクター・・・・らしい、と言う以上の認識は無かったのだけれど、昨日コンなニュースを見て、”へぇ〜”・・・と思った。

>シリーズ初“男の子のプリキュア”登場
https://www.asahi.com/articles/ASLD25GYXLD2UCLV004.html?iref=comtop_8_02

”へぇ〜”・・・・と思ったので、早速Wikipediaで調べて、今回初めてプリキュアの大まかなアウトラインを知った。
何時の時代にも、子供に人気のキャラクターはある。そういうキャラクターは、また時代を表すアイコンでもあって、子供を時代の色に染めていく機能も持っている。過去のキャラクターについての研究なら兎も角、現在進行形のキャラクターについては、その意味付けは結構難しくもあり、よほど極端なモノでない限り、なにも、それについて難しい理屈をこねて目くじら立てる必要もない・・・と思う。しかし、件の記事の中にこう言う記述があって・・・

>アニメ・特撮研究家で明治大学大学院特任教授の氷川竜介さんは「ジェンダーの平等の大切さが問われる今の時代状況を意識し、『男がプリキュアでもいいんだ』という肯定的メッセージを自然な形で表現していた。社会の多様性を認めることの大切さを子どもが考えるきっかけになったのではないか」と評価する

私は”プリキュア男子”がちょっと気になったので、他のニュース(https://www.narinari.com/Nd/20181252269.html)も探してみて、”お話”の設定・内容を見てみた。それによると新プリキュア男子は・・・・

>フランス人の父親と日本人の母親を持ち、その美形から「王子」とも呼ばれている若宮アンリ。世界的なフィギュアスケーターとして活躍している

・・・・なんだそうである・・・・・・・・・もし、コノ記事通りであるのなら、ちょっと酷すぎやしないだろうか? ”フランス人、美形、王子、フィギュアスケーター”・・・・まあ、どれも私には縁のない”高嶺の花”なので私の僻みが無いとは言わないが、キャラクター設定が余りにも従来の固定観念を安易に踏襲していて、特認教授の仰る”社会の多様性を認めることの大切さ”どころか、社会のスノビッシュで狭い価値観に拘る多様性抑圧の意識を植えつける設定では無いか?・・・・勿論、こう言うキャラクター設定は、”日本人、蟹股、乞食、泥棒”・・・・と言ったものにすれば良い・・・・と言ったら、ソレ又何がしかの固定観念に結びつきかねないので難しい所だが、今回の”プリキュア男子”はちと余りにも俗っぽくは過ぎないか???

シンプレックス
ここ、一週間ほど、私のスペクトル解析用の公開プログラム(http://www.eonet.ne.jp/~spana-lsq)への新しい機能の組み込みを試みている。パラメータ類の最適化に用いる非線型の最小二乗計算に”シンプレックス法”と言う手順を組み込んで、テストをしている。
シンプレックス法と言うのは、私がこのプログラムを作り始めた30年ほど前から知られた方法だったが、最小二乗法の計算には他にもっと”理屈に則った合理的で効率的”な探索法があって、合理性と言うより一種の”数打ちゃ当る”方式に近いシンプレックス法は私は使ってこなかった探索手順だった。実際、シンプレックス法は最適化の効率は悪く演算に時間がかかって、昔のパソコンでは使いにくい方法でもあった。しかし、シンプレックス法は”いいかげん”な探索法なので、その代わりに探索範囲を比較的簡単に広く採れる・・・・と言うメリットもある。
最近のパソコンは昔より格段に速くなっていて、大抵の演算に関しては演算時間も大幅に短縮されるようになっているので、試しに私のプログラムにも組み込んでみたところ、大抵の場合演算時間は充分に容認できる範囲内で上手く最適解に到達してくれる様である(”常に”と言う訳でもないが・・・・)。”探索範囲を広く採れる”と言うメリットを生かして、従来の”合理的”探索法では外していた(再計算が必要な)解にも、一回で到達することも結構あって使えそうである。実際に、シンプレックス法を組み込んだプログラムを公開するか否かはもう少しテストをしてみないと判らないし、シンプレックス法はコンピュータの高速化に頼った芸のない強引な探索とも言えないことは無いけれど、”いいかげん”さが”合理性”に勝る場合も無いことも無い・・・・と言う実例を見るようで面白い。

音楽
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番、バックハウス、pn、 ウィーン・フィル/シューリヒト

最晩年のバックハウスも良いが、1952年のバックハウスはまだまだ矍鑠として豪放・緻密なピアノが素晴らしい。
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