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2018年12月02日23:23

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いっぱいいっぱい

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 録り溜めておいたHDDの番組をようやく観ていて、
面白い作品を見つけた。

 夏ごろ放送されたNHK−Eテレの「歴史部の僕」という番組。
NHKのあるディレクターが自らの過去を振り返り、
「歴史部」という”地味な”部活に入っていて、当時「ぼっち」を感じていたという。
周りに馴染めず”いっぱいいっぱい”だったという彼が20年近く経った今、
当時のクラスメイトに取材をする、というもの。

 選んだ取材相手は、当時サッカー部で大活躍していた友人。
ディレクターは、彼がさぞ充実した青春時代を送っていたと思い、
当時の想いを聞く。

 すると意に反して「いっぱいいっぱいだった」と言う。
部活をこなすのがせいいっぱいで毎日の事なんて全く気が回らなかったと。
そしてもう一人、当時のディレクターよりも”孤立”しているように見えた級友が登場する。
どんな辛い高校時代だったかと聞くと今度は彼は「何も気にしていなかった」と言う。
自分の世界を作り上げ自分が思いのままに生きられたので
辛かったという事はなかったそうだ。

 ディレクターは知る。
楽しそうに見えた奴も実は必死でもがいていて、
辛そうに(勝手に)思っていた奴はとても自由だったと。
「あの頃、自分がもっと開いていたらもっと知ることができたのか」と。

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 ここから自分の話。
最近仕事が変わってきた。
自分の担当仕事に加えて監修的な仕事もしろと。
どころか、今やっている実務作業は別の奴に任せろと。

 ただ、実務業務を手放すことには抵抗がある。
進歩の激しいこの世界で積み上げてきた技術を止めることが怖い。
別に他人様の仕事に興味ないしー、と言いたくなりそう。
営業やらスポンサー様やらと訳分かんない(笑)会議になんか出たくもない。
意地になって元の仕事もこなしているとパニックになりそう。

 そんな中、上記のディレクターのことを思い出す。
パニクってるのも、もしかしたら自分だけじゃないのかもなぁ、と。
もうちょっとだらりと(これ以上!)しながら、周り見ながら、
自分が気持ちよく仕事ができるように、早くなればいいと願う。

 12月こそは遠出をしよう!

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