■開業から54年無事故、ラストラン 黒部ダムのトロバス
(朝日新聞デジタル - 12月01日 15:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5400279
立山黒部アルペンルートの扇沢駅(長野県大町市)と黒部ダム駅(富山県中新川郡立山町)の間5.4kmを結んで運行されていた関電トンネルトロリーバスが、昨日ラストランですか。関西電力が運行していた無軌条電車(トロリーバス)で、昭和39年に「黒四ダム」(関西電力黒部川第四発電所)関連施設建設のため造られた「関電トンネル」を通る交通機関として営業運行を開始、以来54年間に亘って親しまれましたが、使用開始から20年以上を経た現行の車両の老朽化を機に経済性の観点からこれまでのトロリーバスをやめ、来季から新たに蓄電池式の電気バスに切り換えることとなったとか。日本国内ではここと同じ立山黒部アルペンルートの立山トンネルにあるトロリーバス(室堂駅―大観峰駅)だけと言う貴重な存在だけに、些か残念な感じがありますね。
トロリーバスと言えば、かつては東京、横浜、川崎、そして京都、大阪などで見られ、小さい頃、バスながら集電用のポールを装備、架線から電気を取って使われるものであり、ナンバープレートもなく道路を走るのを見ていて、何とも不思議な感覚の乗り物だった印象があります。後になって法規上の扱いが鉄道と同じと言うことを知り、ナンバープレートがない理由がわかった次第と言うこととなりますが、やはり架線から電気を取るシステムゆえ制約も様々あるようで、あまり普及せずに廃止になったようです。
関電のトロリーバスも平成の初めごろに現在の300形車両に切り換えられましたが、機器などの老朽化やバリアフリー対策の更なる強化のためによる新たな車両への更新時期に際して所謂コストパフォーマンスの面から電気バスへのリニューアルが図られることとなり、関西電力は昨年の8月、北陸信越運輸局に鉄道事業廃止を届け出たのだとか。
これにより、日本国内のトロリーバスは平成8年から走り始めた立山トンネルのものだけになりましたが、関電のトロリーバスの車輌と同じ形であり、老朽化などの事情は関電と同様のはず。よって、立山トンネルのものがいつまで維持されるのか、注目してみたいと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する