今年は柿が大豊作。猛暑のせいでしょうか。
大子の裏庭でも柿の木が実をたわわにつけています。隣家の軒先でも干し柿がカーテンのように吊るされ、正に晩秋の点景。美味そう。眺めるだけは意味なし!早速我が家も干し柿作りに着手。
裏庭の富有柿は生食向きで、干し柿には向くのは着花用の樽柿。近所で貰った渋柿と合わせて40ケ材料確保。皮むきは家内が担当。皮むきピラーを使わずに包丁で淡々と上手に剥いています。
あっという間に剥き終わって、次は吊るす番。例年はロープに柿の柄を嵌め込み、数個結わえたカーテン状の連にしましたが、出し入れ持ち運びが大変。今回は一工夫して洗濯ハンガーを利用。
空いた洗濯ハンガーのピンチに柿の柄を一個一個挟み吊るせば簡単そう。移動もフックがあるので楽。この名案であっという間に吊るし作業が終了。次は乾燥。これには薪ストーブが活躍です。
丁度孫達が来ていて薪ストーブを動かしていて好都合。昼は外で通風乾燥、夜はストーブで輻射熱乾燥。心配は帰京中の車庫内での乾燥。無風でカビの発生が不安。持ち帰ることとなりました。
東京自宅では屋上天日で乾燥を継続。夜は屋内に移して夜露から守ります。出し入れや芯揉み作業に洗濯ハンガーは便利でした。後1週間ほどで完成です。白粉がふいて干し柿らしくなるかな?
※参考情報:現代農業誌11年11月号北杜市ばあばの知恵。稲わらでサンドイッチ。カビたら夜風。直射日光は固くなる。芯の周りをもみタネを剥がす。10日で白粉をふき飴色になれば完成。
市田柿30日間の工程:カビ防止は硫黄燻蒸。初期は寒冷紗で日除け通風乾燥。中期は直射日光と火力乾燥。後期は重さ4割で外しドラムでもむ。コンテナで天日干しと夜室内乾燥。米袋保存。
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