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2018年11月27日01:27

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京都国立博物館『特別展京のかたな 匠のわざと雅のこころ』に行った。

 京都国立博物館『特別展京のかたな 匠のわざと雅のこころ』に行った。京都での一番の目的だったので、これが一番楽しみだった。ニコニコ動画の宣伝動画によると、この企画が立ち上がった頃は、3万人は入れば良い方だろうという事で、読売新聞だったか?だけがお金を出してくれたらしい。だが、年月が経つうちに情勢が変わり、今回の目標は30万人にまでなっていた。それには届かなかったが、最終的に25万人入り、京博歴代7位にまでなったそうだ。良かったなあ。
 三連休の金曜日の夕方に入ったのだが、外で一時間待ちだった。若い女性も多かったが、「アニメ?かなにかのコラボらしいよ」とか言っていた、刀剣乱舞自体を知らないらしい家族連れや、おじいちゃんなどがいた。待っている間はスマホからネットでニュースなどを読んでいた。寒いのに配慮してか、ちゃっかりしているからか温かいコーヒーが売られていた。
 40分くらいで入れたが、運転手によると、朝から門の外にまで列があったくらいなので、いつ入っても並ぶだろうとか言っていた。結構寒かったので、温かい格好をしていて良かったと思った。
 音声ガイドはもちろん刀剣乱舞のコラボのを借りた。一般的には500円なのが多いが、コラボだからか1000円だった。人気声優を4人も使っているのでその分高いんだろうか。五虎退もそうだろうが、特に、三日月宗近、膝丸、千子村正の中の人はかなり有名だったと思う。このメンツで五虎退も選ばれたのは、逸話が面白いというのもあるが、もしかしたら京博のゆるキャラが虎りんという虎なので、それでかも知れない。
 3階から順番に降りていくという形式で、エレベーターでまずは3階まで登った。一階で待っている間、膝丸のを聞いていた。最初に三日月宗近の中の人が言った、「物が語るゆえ物語」という台詞が良かった。
 3階では、前々から見てみたかった三日月宗近が展示されていた。その手前に絵巻がいろいろある部屋があり、それらも見る事が出来た。『往昔抄』や、狸?に戦いを挑む動物達が、龍の助っ人で勝つ事が出来たみたいな話の巻物が面白かった。動物の絵も可愛かった。
 三日月宗近も50分待ちとかだった。手前にあるロープから並べば間近で見られるらしい。だが、少し離れてでも見る事は出来るし、また並ぶのも疲れると思い、並ばずにそのまま見た。それでも充分な距離で、表も裏も見る事が出来た。若い女性客も沢山いたが、彼女らは単眼鏡で見ていた。本当に本格的だなあ。
 石切丸やへし切り長谷部も並んでいた。どの階も人がごった返していた。人と人との間から刀を見た。
 鳴狐や骨喰藤四郎、鯰尾藤四郎もあった。チラシを見ると、秋田、前田、信濃、後藤、包丁、毛利、鍋島など藤四郎がいっぱいあった。包丁は、本当にすこし包丁っぽい感じだった。
 次郎太刀も大きかった。この刀は、千代鶴国安ともいうそうだ。こっちの名前もカッコイイ。
 刀剣乱舞関連の刀しか分からなかったが、他にも名のある刀がいろいろ展示されていた。
 三種の神儀の内の草薙の剣無しで即位した、可哀想な後鳥羽天皇の事や、彼が創らせた刀もいくつか展示されていた。
 京都の祇園祭だったかで使われる刀剣で、ある日暴徒に襲われて盗まれたが、とある神社で見つかって、その見つけた人が自腹で買い、元あった所に戻されたものも展示されていた。祭で使うらしい牛若丸人形の為に創られた刀剣も、人形と一緒に展示されていた。
 伊藤若冲の描いた伏見人形図も見る事が出来た。
 お土産には図録を買った。平均800gくらいの刀剣よりも重たいらしいが、本当に分厚く重かった。図録と一緒にそれを入れる為の手提げバッグも売っていた。チラシと同じデザインで素敵ではあったが、バッグを買っても使わないだろうからいらないと思い、そっちは買わなかった。
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