今朝
白い月を見た
昨日の夜に
綺麗な まあるい月を
見たばっかりだったのに
同じ月とは
思えないような
白い月
晴れた日の空は
どうして青いの?
夕焼け空は
どうして赤いの?
お天気の日の雲は白いのに
雨降りの日の雲は
どうして暗いの?
いろんな空の
いろんな色を
色々と考えていた
あの頃
大人になって
すべては
光の波長の違いだと
知った
混じりけの多い空気に
たくさんぶつかって
長く伸びた光は赤く
澄んだ空気を
まっすぐに通り抜ける
乱れた波の少ない光は青い
水蒸気に乱反射する光は
本当は無色だけれど
粒の層の厚さで
白く見えたり 黒味が混ざったり
混じりけの無い気持ちのぼくは
きっと青く澄んでいるのかな
いろんなことが
ぐちゃぐちゃ混じっちゃうと
ちょっと熱く
赤くなっちゃうのかな
青色は好きなんだけれど
いろんなものに
揉まれて もまれて
熱く もがいてる
赤い色も 好き
綺麗に上手に出来ていなくても
真っ赤になるぐらい
もがいて もがいて
何度も色を塗り直すのも
なんだか
いいかもね
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