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2018年11月25日00:21

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釈迦ケ岳

今日の山は英彦山系列の釈迦ケ岳。
海鳥社発行の福岡県の山歩き「新装改訂版」には
福岡県の山90座が紹介されているが
このうち10座は英彦山系列の山で
溶岩ビュート(卓状円錐形)の修験道の山と言える。

岩はヤセ尾根を作り急峻な岩場にはシャクナゲやつつじが自生し
その開花の時期や紅葉の時期は山には気品がある。
この11月、長男と私はこの山々への登攀を重ね
今日が10座目、その最終である。

しかし、この山へのアクセスには苦労した。
登山口を通る県道52号線が昨年7月の朝倉地区豪雨により
通行止となり登山口へ行けない。
福岡県の朝倉土整備事務所に道路状況を聞くと
「通行止めだが地区の方には入ってもらっている」由。
地区の者ではないが一瞬入らせてもらおうと車を走らせた。

登山口のトンネル前後が工事中で、私が向かった添田地区からは
本当に工事中で、重機が入り車は通行できない。
車を近くに置いてトンネルを歩いて抜ければ登山口まで行けるのだが
工事責任者は「工事中だ。駐車禁止!」

やむなく山を大きく迂回し30km走ってトンネルの向こう側に辿りついた。
時間は大幅に遅れ、釈迦ケ岳のみの登山としよう。
かなり急な直登で峠まで登り、そこからは尾根歩き。
頂上付近は岩場となり、長男を励ましてやっと山頂。

今月登った英彦山系列の山々がなつかしく望める。
下りは直登の所で道が分からず、そのまま岩や木々の間を下山した。
これで英彦山系列は一応終了。区切りがついた気分。
山歩きの時間が短かったので、楽しい山にも登って帰ろう。
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