mixiユーザー(id:5416651)

2018年11月23日02:36

180 view

一番大きな縁

一昨日の日記に「因縁果」という話を書きました。

仏様からの課題(018年11月21日09:28)
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969258622&owner_id=5416651

そこにいくつかの《縁》を書きましたが、
一番大きな影響を与えた縁を書きませんでした。
書き始めると長くなるので(笑)

それは「父親」です。
三島の実家は「いい家柄」だったようです。
私の大叔父(祖父の弟)は、畏れ多くも天皇陛下をお守りする近衛連隊にいたらしいです。

その実家の長男が祖父で、本来は家督を継ぐのですが、
異母弟が生まれたため、家督を異母弟(上に書いた大叔父)に譲って、
自分は山梨に引っ越して、そこで出逢った祖母と結婚したという話です。

父親が亡くなり、相続(預金口座の書き換え程度)手続のため、戸籍謄本を取るまで、
父親は三島で生まれたとばかり思っていましたが、
戸籍に「甲府市で出生」とあり、驚きました。
祖父はそこそこの稼ぎがあったようですが、
父親は安月給で働いていました。
仕事は「運転手」・・・役員付の運転手をしていました(その前は運送会社の運転手らしい)

単なる運転手なのですが、仕事に自負を持っていて、
国勢調査の職業欄にも「運転手」(普通は会社員と書くところ)と書いていました。
測量会社の役員車の運転だったのですが、
人手が必要なときは、測量の手伝いで出張することもあり、
航空写真を撮る出張の時は、「3日」の予定が天候の影響で1週間になったり・・・

何が大きな縁かというと、「調べ魔」なのです。
読書家で、松本清張なども読んでいましたが、歴史小説も多く、
そのほかに「測量技術のなんたら」とか「写真技術のなんじゃら」とかがあります。
出張で測量の手伝いをするだけなのに、「知らない」では済ませられなかったようです。
写真の技術は社長も認めるくらいで、
社内報に掲載するために、新年会の写真を撮っていたら、
社長に「君の腕をこんな所で使っちゃいかん」と怒られたとか。
測量には航測(航空写真を撮る)と実測(山の中まで入って基準点から測量する)があり、
航測も実測も手伝っていました(というより、写真は父親の役目だったようです)。

安月給でしたが、「お坊ちゃま」的な部分もあり、
「良いものを買って、長く使う」という主義でした。
なので、家の広さにそぐわないステレオとか、書棚がありました。
それも私に影響を与えています。
私が最初にPCを買ったときは、小型化し始めたばかりの「レーザプリンタ」を買い、
その他諸々あわせて100万近いものになりましたし、
今も使っているダイニングテーブルは、タタミ一畳分の大きさで、
天板を選んでオーダーメイドのものです。29年使ってます。
それ以上使っているのが、包丁(牛刀)で独り暮らしを始めた時から31年使ってます。
25000円くらいしました。
ペティナイフは去年買い換えましたが、越後湯沢で買った12000円のもの。

血筋というだけではない、大きな《縁》を感じます。


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記