「〜前略〜 彼ら(電力会社)は原発は安全で安いと言った だから、重要なベースロード電源になった ところがそうなった途端、原発はコスト負担が大きいから、政府が責任を分担しろと言い出した 政府は言いなりになった」(古賀茂明)
これは12日の古賀茂明さんのTwitterの言葉。TwitterにはAERAdot.の彼の連載コラム「大問題の原子力損害賠償法改正案を国会でこのまま通してはいけない」が貼り付けられていた。政府や電力会社がいかにおかしいことをいっているか、詳しく知りたい方はぜひそちらを読んでみて。
知ってた? これまで東電に、8兆4000億円を超える税金が投入されていたって。
事故後、国が東電にカネを出していたのは知っていたが、そこまで膨らんでいるとは知らなかった。
事故を起こした福島第1原発は、いまだもってどうにもなっていない。今後、いくらかかるんだ?
でもって今、東電は巨大な利益を上げているそうだ。おかしくない?
「異常に巨大な天災地変」と「社会的動乱」、その2つが起きたときには、法律で会社が責任を負わなくてもいいことになっているらしい。1200億円までは国が補填するんだって。
でも、事故が起きたら、そんな金額じゃまったく足りん。だから、電力会社はもっと大きな保険に入るべきなんだけど……。
電力会社は十分な保険に入ろうとしない。たぶん、掛け金がべらぼうだから。
そのことについて、古賀さんは言う。原発がほんとに安全なら、保険料はたいして高くならないはずだ、と。十分な保険に入ら(れ)ないのは、原発は安くて安全というのは嘘だってこと。
なのに、その理由から、国は原発を「重要なベースロード電源」とした。バカなんか、グルなんか? 古賀さんのコラム読むと、後者だわいな。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241745
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