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2018年11月10日19:47

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無言歌は続く 

 朝早く蜂屋さんがきた 一箱 うっかり分封しそうだとのこと そりゃ大変だ この時期分封して冬越しできるか微妙だが 王台ができていた と云ふ事なので 次の女王が生まれる可能性が大である 何しろ箱の中が真っ黒に見えるほどミツバチさんがいると云ふ 一週間後が目安だが 寒くなって分封しないことのないではないし 今の女王が新しい女王を食い殺してしまうこともある 前に一、二度あった さあて 柿取りにでも出向くか と云ふことでそこそこ忙しかった 今日も10キロ以上買っていった人がいるがおとといも買っていったっけ あんだけ食っちまうんだろうか 三食柿を食わんと なくなる量ではないが またすぐに電話するといっていた もう一人は糖尿病だと云ふので 少し控えめに柿を入れたら もっと入れて と言った 大丈夫かな

 今宵の音楽は バッハ:無伴奏チェロ組曲
 カザルスの演奏 スペインのカタルーニャ地方に生まれた偉大なチェロ奏者 パブロ・カザルス(1876〜 1973) それまでチェロの練習曲程度に扱われていたバッハの無伴奏チェロ組曲の価値を再発見し 演奏や録音を通じて世界に広く紹介したことでも知られた もはや説明の必要のない名盤 バッハの『無伴奏』の永遠の名演であるが 解説はないよりあった方が良い SACDのための入念なリマスタリングされた一枚

 午後も柿売り 体育館の広場で地元のいろんなものを売る催しがあり よく来る人が 出ていると思ったけれど出ていないのね と云ふので そんな催しだと大量に収穫しなければならんので大変だ 畑でのんびりと売るので十分だ と答えておいた つくづく欲がない男である

 昔よく口ずさんだ詩に 佐藤春夫の「水辺月夜の歌」と云ふのがある

  切なき恋をするゆゑに
  月かげさむく身にぞ沁む
  もののあわれを知るゆゑに
  水のひかりぞなげかかる
  身をうたかたとおもふとも
  うたかたならじわが思ひ
  げにいやしかるわれながら
  うれいは清し 君ゆゑに

 この詩で何のことは分かれば 相当の読書家である 七五調の見事な一文である

 遠い日になったが 今日は昭和天皇のご即位 1928年の事だ 奉祝

 三種の宝うけつぎて 天津日嗣の御位に 我が大君のつき給ふ 御代の始めの大みのり 祝へ 祝へ いざ祝へ

 今度の天皇は奉祝の歌があるのかな
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