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2018年11月07日00:38

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新作歌舞伎『あらしのよるに』を見た。

 新作歌舞伎『あらしのよるに』を見た。
 演出や衣装だけでなく、仇討ちやお姫様などもあり、内容も歌舞伎っぽくアレンジされていた。絵本原作だからか子どもと一緒でも分かりやすくて面白そうだと思った。
 パルコに衣装などが飾っていたり、商店街などでおねりがあったりと宣伝に力を入れているなあと思った。
 登場人物では、狼のおばばが一番ちゃっかりしていて面白かった。歌舞伎のオリジナル要素では、山羊のミイが原作では子やぎだった気がするが、ここではお姫様になっているところだ。また、山羊の中に狼に抵抗する為に、大砲などを発明している者もいたりした。後、狼が最後に雪崩で全滅する所は一緒なのだが、山羊達が最後は、二匹のことを応援する感じになって終っているところが原作と違うなと思った。
 絵本ではどうなっていたか忘れたが、ガブの父親がボスで、ガブは群れでいじめられていた為、一匹狼で旅をしていたという設定になっていた。絵本ではいじめられてるまでは言ってなかった気がする。よくボスの息子をいじめる気になったなと思った。
 がぶの行動や台詞が面白くて、彼が出るたびに笑いがあった。絵本7巻のところの、ガブが記憶を一回無くすんだけれど、「あらしのよるに」というメイの言葉を聞いてまた思いだすというので終った。
 博多座では、ガブとメイの顔の可愛いパンなども売っていた。
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