三十三日目の日記。

本日は妻が帰宅が遅く、夕飯が要らないので一人飯である。つう事はちゃんとした飯を作るのは面倒なんで雑に済ませよう、という感じ。昨日の残りの焼き鳥に赤ワインを合わせてオッケー、である。タレの焼き鳥に赤ワインは非常によく合うのだ（無論マリアージュとかは死んでも云わない。冗談でも云わない。多分、云った瞬間に神の怒りに撃たれて雷を落とされるか言語をバラバラにされるであろう。余談であるが、漫画などで「君らは一体何語で話しているんだ？」と云いたくなるシチュエーションは頻繁に見られるが、もしそういう事を問われたら「ああ・・・恐らくその世界ではバビロンの民はバベルの塔を築かなかったんだね・・・フッ」とかアンニュイな溜息と共に思わせぶりに云いたいな、と長年待ち構えているのだが未だその機会は無い。因みにまだ諦めてはいない。更に因みに漫画『エロイカより愛をこめて』ではアクの強いイギリス貴族のゲイの泥棒とドイツNATOの情報部少佐とロシアKGBあがりの子熊が登場し、始終口論しているがあれは恐らく全員が我を張り通して母国語で捲し立てているんだろうな、と思うと中々楽しい。双方が母国語で話しながら会話が成立しているシチュエーションは非常に良いシーンだと思うのだが映画などで無いのだろうか？）。更に妻が作ってくれた牛肉のタタキにシャンピニオンソースを少しだけ温めて掛けて食すのも赤ワインにはよく合う（無論マリアージュとは（略））。後は山盛りのサラダにイタリアンドレッシングとチーズを少々、で充分だな。独身の頃のような雑さが久しぶりで楽しい気分だが、まぁ早く帰って来ないかな、とは思ってしまう（笑）。