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2018年11月01日17:53

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2018年地元スポット☆ファイル13 源平合戦史跡を巡るサイクリング(牟礼編)。

朝晩の気温が10℃前後になってきましたが、日中は爽やかな20℃の快適な晴天。
例のごとく自転車で源平合戦の史跡が多い牟礼町界隈を回ってみたいと思います。
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まずは相引川(源平合戦当時は屋島と本土との間の海峡)から少し南に入って細くなった牟礼川周辺で・・・
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讃岐国国造の始祖と言われる「神櫛(かんぐし)王墓」へ!
藩政時代には墓所が廃れていたようで明治2年に高松藩知事・松平頼聰が神祇官の許可を得て再営にかかり、翌年完成し、宮内庁所管の陵墓守部を置いています。
平田池のほとりにありますが、森や柵が遮っていて今でもみだりに入らないようにとの注意書きがあります。
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神櫛王墓の東には、屋島檀ノ浦における平家との戦いで源義経の矢面に立ち、身代わりとなって忠死した「佐藤継信」の墓があります。
継信の菩提を弔った覚阿上人に後白河上皇から賜った馬「太夫黒」もここで眠っています。
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さて、ここから少し北にあるコトデン八栗駅周辺へ!
昭和臭のするコインスナックがいい味出してます。
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駅から北に続く夏は石あかりで賑わう旧・庵治街道をのんびり走ります。
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まずは、平家陣所の「総門跡」。
1183年(寿永2年)9月に六万寺を安徳帝の行在所として平家は庵治街道沿いに総門を設置し、源氏の侵攻に備えました。
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少し街道を東に外れて「射落畠(いおちばた)」へ!
源氏軍の四天王に数えられる、先ほどお墓を参った佐藤継信が大将の義経をかばって殉職した激戦地。
石碑が残り「胸板をすえて忠義の的に立ち」の文字が刻まれています。
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街道に戻って再び北上します。
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「義経弓流し場所」。
洲崎寺の南。
合戦当時、遠浅の海岸だった同場所で両軍が入り交じり激戦を繰り広げているとき、源義経が脇にはさんでいた弓を落としてしまった場所。
義経は「源氏の大将は、こんな弱い弓を使っているのか」と平家に笑われないために、危険を承知で必死に落とした弓を拾ったそうです。
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「洲崎寺」。
大同年間(806〜810年)に空海が創建したと伝えられる古刹。
源平合戦の際は、義経軍が負傷した兵を運んだとされています。戦死した佐藤継信も本堂の扉に乗せられて運ばれたと伝わります。
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旧・庵治街道からの屋島の眺め。
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砕石跡が色濃い山を眼前に・・・
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北上を続けると源平合戦のクライマックス感のある象徴的な場所「駒立岩」。
駒立岩は源平合戦の主役の一人、那須与一に関係する場所。
那須与一は、近くの祈り岩で神明に祈願した後、海の中のこの岩まで駒を進め、ここで足場を定めて、波にゆれ動く船の扇の的を射落としたと伝わります。
相引川内にある、それは海に繋がっていて潮が引くと姿を現します。
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江戸時代の儒学者である柴野栗山の記念館は幼稚園の敷地にあって入りにくい・・・
源平合戦にも関係ないので今回は前を通っただけでスルーしました。
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白羽神社。
白羽と聞くと「白羽の矢が立つ」という諺を思い出しますが・・・
ここは牟礼町大字牟礼と大町の産土神であり、当時この辺りを治めていた中村氏宗が白羽の矢が東から飛んできてこの社の林の中に落ちた夢を見たので、探してみると本当に白羽の矢が落ちていた逸話がある場所。
これは神がつかわした御神示であると思ってこの地に社殿を建て、白羽八幡宮と称した伝説があります。
その後、長宗我部の兵火にかかり、1652年(明暦2年)に再興。
1870年(明治3年)に郷社白羽神社として現在に至るとの事。
南側には、中村氏宗とその子、宗卜の五輪の墓があります。
一の鳥居から結構、登ります。
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何と言っても厳かな中に手水舎の矢をくわえた龍が目立って可愛かったです。
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今は香川県、岡山県内に多店舗チェーン展開をする「新鮮市場きむら」発祥の店。
一号店は、個人店だった名残が色濃くあります。
少し先にはコトデン六万寺駅。
駅名の六万寺は源平合戦の時には安徳天皇の御在所になっていました。(未訪問)
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道中では牛舎なども残っており、のどかな風景に癒されます。
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道の駅「源平の里むれ」に到着。
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讃岐の食堂シリーズでも取り上げた道の駅内の「海鮮食堂じゃこや」で昼食とします。
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今回は酢豚ならぬ酢鰤(240円税別)と秋刀魚の梅煮付(380円税別)、牡蠣飯・小(210円税別)、味噌汁(100円税別)をチョイス。ほぼ1000円くらいでしたが、いろんな種類が食べられて満足です。
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物産品コーナーでは「どらせん(各120円税抜)」3種(小豆、柚子、栗)と・・・
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無添加のつぶ餡餅三種(白、ヨモギ、古代米)セット(275円税込)を購入。
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道の駅の裏にある房崎公園で良い眺めの中、つぶ餡餅をムシャムシャ食べました(笑)
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公園内にある昔のコトデン車両が相変わらずいい味出してますね〜。
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帰路は国道11号線を通って往復約10kmの道のりにて神櫛王墓周辺の振り出しへ!
エネルギー燃焼と気分転換にてまた一つ見聞を広げたサイクリングでした。
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