箱根ミーティングの翌日の話。
一泊した後、帰りは東名高速をひたすら南下。
順番としては、
ヤマハ開発の人(YZF−R1)
メンバー XJR1200
メンバー XJR1200
私 XJR1200
ヤマハ開発の人(YZF1000R サンダーエース)
の順番。
多分静岡県に入った時だったろうか。
左側車線を走行していたのだが、右車線の後方からライトをつけながら、えらい勢いで車が追い上げてくる。
追い抜かれた後姿はフェラーリ、ランボルギーニなどの10台程のスーパーカー軍団。
あの時は多分テスタロッサとディアブロだったと思う。
こちらが大体120〜130のクルーズだったので抜かれた時の速度を考えると大体、にやわ〜ふわわkmぐらいかな?
凄い車が、すごい勢いで走ってくるな〜と考えてふと右のミラーを見ると、サンダ−エースが猛然と降る加速して、これを追撃していくではないですか!
前は?と考えるや否や、R1もフル加速!これを追いかけていく!
行った、行きよった!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
これは行かなければ、漢やない!こっちも2段落としのフル加速!でも所詮リミッターカット+フルパワーキット+マフラー交換のネイキッド。ふわわちょいで頭打ち。
ヘルメットのスクリーン越しの先に見えるのは左側車線からR1が猛然と追い上げてフェラーリの前にでて、さらに加速!
R1が高速でフェラーリとランボルギーニぶっちぎってやがる!
これは凄い!俺たちはものすごい光景を目の当たりにしている!
走行しているうちに次に休憩するPAが見えたので、バトル終了。
先に待っていた開発の人に、
「君ら絶対来ると思ったよwww!」
何キロ出ていたかは秘密らしいw
結論:YZF−R1は高速道路でふわわkmで走行するフェラーリ&ランボルギーニをフルノーマルの状態であっても、後ろから追いかけて、更にぶっちぎることができる。
あの光景を見た日から、バイクに関する考え方が180度変わったのは間違いない。
他のメーカーもそうだろうけど、少なくともヤマハというメーカーは、車より速いマシンを作ろうとしている事は事実であり、その過程では命を削って開発をしているという事も。
私がそれを目撃した以上、それを覆すことはできない。
なんでこんなことを書いたかというと、仕事の関係でヤマハの人がイベントで使わせてほしいと依頼があり、その時のインストラクターさんがその人だったから。
会うのは10年ぶりぐらいになるのだけれど、私の事を覚えていてくれて、バイクに乗るのに疲れていたのを実はもっと楽しいものなんだよ、と再認識させてくれたから。
もう時効だから、いいでしょw?
信じるか信じないかは、あなた次第。
嘘のような、本当の話。
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