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2018年10月27日02:01

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散歩

リディアを散歩に慣らせるため、家の前の道や風力発電施設内の舗装路で練習をした。

アロンゾ達は浜で練習をして文字通り引綱が無くてもどこへでも行けるように育てたけれど、リディアは眼球が前へ出ているタイプの顔なので、砂浜での散歩や運動には適さない。

もちろん通常の散歩などではリードを付けて出かけるのだけれど、万が一リードから外れたりしても、きちんとコントロールの利く子に育てたいと思う。

プロの訓練士や家庭犬のトレーナーではないから、特別なテクニックなどは持たないが、犬が何かに夢中になって自分と距離が離れた時はチャンスだと思う。

そのまま姿を隠して、犬が必死になって探すのを物陰からじっと見守る。

ちょっと可哀そうだけれど、少しの間 不安な気持ちを体験してもらい、それから名前を呼んだりして居場所を教えてやる。

これを何度か繰り返すことで、いつもどこにいるかを確認するようになるし、そばを離れないように育つ気がしている。

それから、自分はご褒美を含めて「おやつ」を一切与えない。

食べ物を使って訓練や躾けをしたことは無いし、これからもしないと思う。

食欲によって犬をコントロールするのは信頼関係とは別のものだし、なによりそれでいうことを聞いてくれても嬉しくない。

指示や指令に従うこと自体を喜びにしてくれる子が理想だけれど、一緒に暮らす家族たちが大好きで、その人たちからの指示なら喜んで応えるのが当たり前の子に育って欲しいと思う。

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顔を見て話し、顔を見て褒める。

叱るときだって顔を見るし、なんでもない時だって顔を見る。

目と目を合わせて暮らす飼い主と犬の関係は、見ていて美しいし気持ちがいい。

隆憲とリディアの関係も自然と出来上がって、安心して見ていられるようになった。

少し前まではリュウがリディアを悪気なくいじめてしまうんじゃないかと不安な時もあったけれど、今はそれも含めて彼ら同士に任せている。

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「危ない」と言って引き離したり、「心配」と言って引き離すのは、犬も子供も信頼していないことの現れだと思う。

何かありそうだったり、実際に何かあった場合には、すぐに対処できる距離で見守るのは、結構忍耐と集中力の求められる作業かもしれないが、その分 得られるものも大きい。

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豪騎と隆憲が兄弟として楽しく遊ぶように、隆憲とリディアも兄弟のように仲良く育ってもらいたい。

今は子供らとリディアが元気に育つ様子を眺めるのがとても楽しく幸せな時間―。

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