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2018年10月15日02:01

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親がやりたい教育の実態/子供が行きたい学校

■親がやりたい教育の実態
先週、今週の週末は
模試会場に付き添いです。

最近、自分の代では
聞いたことがない学校が
塾が言う
「上位校」
に掲げられていることが
増えています。

模試の会場では不思議なことに
そういう学校が会場になることが多く、
物見遊山もあって、
子供の付き添いも楽しみです。

子供が試験を受けている間、
たいてい、親は、親向けのセミナー
を受けることになります。

前半は、塾の、宗教じみた焦燥感と、
夢だか何だかを語る部分。

後半は、会場校の学校説明。

最初はどちらも
「あんまりウチには関係ない」
とバッサリと思うものですが、
話を聞くと、意外と
「世間の親世代のニーズ」
を応えすぎているという、
恐ろしいマーケティング。

もし、高校なんてどうでもよくて、
大学、いや、学歴こそが大事、
ということだとすれば、
高校は朝から塾に通うのが良いわけです。

運動や部活は完全に、
「Good for your health」程度。

これは、自分たちの世代も
依然として残っているかも知れないし、
それ以上に自分たちの親世代が
言ってきたこと。

「偏差値と卒業大学名」
しか重要ではない。
学校のランクは「東大合格数」だけ。

それだけを目指すということこそが、
「親である我々の望みなのではないか」
と。

「英語・プログラミングばっかり学校」
こそが望ましい中学・高校生活。

なんと、学校の説明の方が、
合格者の最低点とかも紹介しつつ、
他校併願者の状況など、
実に詳しく分析しています。

さらに、学校の説明中に、
「XX塾には評価を高くしてもらって・・」
とかの発言があったり・・・。

もう、何が起こっているのか、
わかりまくりです。

「親を集客層と考えたら」
として考えたマーケティングの結果、
「親がやらせたいスキル」
に応える学校を運営しただけ。

場合によっては塾と手を組んで。


でも、学校・・・なのです。
子供たちの大事な性格形成期。
何を経験していくべきなのか。

紹介パンフ掲載の生徒の多くが、
線が細く、運動神経もイマイチ。

本気で外人とビジネス話をしている
日本人をご存じなのでしょうか。

中高でもっと大事なことを学ばないと、
とても太刀打ちできない。

我が家が子供に学ばせたいのは、
「自殺をしない力」。
そして、
「無謀に挑戦する楽しみ」。

色々と世間のギャップを痛感する
新たな日々です。


■子供が行きたい学校
娘sはバスケを休部して、
生き生きと勉強中です。

正直、予想していたとはいえ、
想定以上の一生懸命です。

パワハラばかりの大人の世界や
悪口、陰口などの子供の世界が、
ミニバスやら小学校生活。

これを卒業したい、
というネガティブな目標。

もちろん、それだけではありません。

親が体育会だからこそですが、
「スポーツの楽しさ」や
「魅力ある仲間と伸びあう」
ことを実現できる環境にいきたい、
というポジティブな目標。

そして、そこを目指す過程も
徐々に楽しめるようになってきたようです。

まだまだ達成したいレベルは先ですが、
こういう経験も楽しいものです。


【画像】
校舎の中から、駅近くまで
延々とお迎えの列でした・・・。
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