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2018年10月11日18:47

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ルーズなデザインをタイトに加工したい


36歳の時からいわゆる「ジグソーパズル」を創作し続けてきました。
今年で継続29年になる活動です。
若い時は勢いが優先の多少ちからわざの作品群でした。
加齢とともに、これに加えて脳卒中を体験していますから、
ますます「量」を作れなくなっています。
おのずと作り方そのものが変わってきています。
眼を三角にして作りまくり、薄利多売ならぬ薄利少売は、
ここへきて営業色を前面に出してのものづくりは昨年からやめています。

世にいうところのジグソーパズルは500ピースだとか2000ピースといったものですが、
私の場合乳児&幼児のもてあそぶ玩具という想定のもとに製作しています。
ですから全部で4ピースから多くて30ピース程度のパズルです。
パズルとしての難易度は「簡単」なもの「やや簡単」なもの
一方「簡単そうに見えて意外とてこずる」ものetc…といったレベルの難易度を備えています。
超難しくてクリアできたら二度と触りたくもないパズルといった性格のあそびの世界よりも、
答えは「ばればれなんだけれども…」何となく毎日いじりたくなる…
といった性格のあそび世界を提供できることが作者としての醍醐味なのです。
「かたはめ&かたぬき」あそびが基本で、さらにはピース本体を独自に使って
「ごっこ遊び」の世界へと広がっていくおもちゃです。
ちょっと目に脱着しづらそうで意外なほどにスムーズ、とか、
なんだ簡単じゃないかと『侮らせて』おいて、
いじくりだしたらあれ?って小首をかしげさせたいので、
その為にも作り手としては
『ルーズなデザインをタイトに加工する』製作への集中力の持続を
思いっきり極めてさりげなく仕上げてみたいと思っている今日この頃です。



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