日本は「脱皮」できるだろうか？

むかし、歴史を学んでて思った。

海を渡り歩き、日本にまでたどり着いたポルトガルやオランダ。それを先進国と思い、交易をした日本。

先に始めたポルトガルとオランダ。彼らはいま、世界情勢のなかで、あまり名を聞くことがない。

「先を行ってる。だからずっと先を行ける。いつまでもずっと」……………は、嘘だ。

盛衰は時のいたずらであり、およそヒトがいじって操作できるものではなく、できないからこそあの2つの国は、今やあまり名を聞かなくなったわけで。

それは、そう遠くない未来に、日本に起きることでもある…かも知れなくて、その確率はかなり高いのだ。

「1度は経済戦争でアメリカをコテンパンにしたのだ。日本の技術は世界一イイィィィィーー！出来ん事はなぁーィ！」
それは事実だが、しかし「永遠に」とは誰も保証しておらず、そして俺の判断では「たぶん無〜理〜」なんだよなあ。

むしろ「その時」が来て、それに対応できるような人たちを育成すべきなんだろうな。

しかしそれが難しい。
おかしな自尊心がこの国を覆ってる。

「俺たちは欧米に唯一認められた、ただ一国だけの名誉白人」

この驕りが、わざわざ少数派の欧米人の来訪者をピックアップして取材してまで「ほおら、こんなに日本はスゴイのだ」てなテレビ番組を作らせている。

そんなことしてる場合じゃないんだけどね。



■日本人のイライラ増大　背景には“自己愛”と“不景気”
(AERA dot. - 10月10日 16:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5325183