はる坊の好酸球性プラーク、なかなか治りません。主治医の先生情報では、今年は酸球性プラークを発症する子がとても多かったそうですが、こんなに治らない子は、先生が担当する中では、はるともう一人だけだそうです。麻酔をして患部の組織を多めに採取して、好酸球性プラークであるという診断を確定した後、最近ニャンコ用も流通し始めたらしいアレルゲン特定の検査をするというのも、選択肢の一つですといわれたけど・・・それも何だかなぁ〜と思っています。検査でアレルゲンが特定できるとは限らないので、病院大嫌いなはるちゃんに負担をかけてまで検査すべきだろうか・・・もし食べ物にアレルギーが出て専用フードにするとしたら、多頭飼いの我が家で食事の制限は難しいだろうなぁ〜・・・それにアレルゲンが一つとは限らないし・・・などなど考えると、どうもアレルゲンの特定検査の方向は気が進みません。
かといって、ステロイドを投与し続けるというのも不安です。腎臓病や糖尿病のリスクがあると聞きますし・・・病院からも、連続で飲ませ続けないようにと言われています。今は、一週間飲ませたら一週間休み・・・と、そろそろカイカイが始まるので、また再開して一週間投与、という感じです。真夏は三週間ぐらいなくてもいけたんだけど、油断していたら酷くしちゃって、秋口にはまた抗生物質も一週間飲ませることになりました。
ふむ・・・
はるちゃんの病気を通して、色んなことを考えます。幸せって何だろう・・・はるちゃんにとって幸せな人生って何だろう・・・
わたしは、ついつい失うことを恐れてしまいます。だから、はるちゃんが少しでも長生きできるように・・・と考えてしまいます。そのためなら薬も飲ませるし、好きなおやつも我慢させるし・・・一日でも、一分でも、一秒でも長く、はるちゃんがわたしの傍に居てくれるようにということを基準に判断してしまいます。でも、それで、はるちゃんは幸せだろうか・・・
もちろん、カイカイは嫌だと思います。カイカイがないのは、はるちゃんにとって幸せだと思います。じゃあ、カイカイにならないようにする方法は・・・気を付けながらステロイドを飲ませ続けるのか・・・アレルゲンを特定できるまで検査を続け、アレルゲンを特定出来たら、それらから一切遠ざける生活を送らせるか・・・今のところ、前者を選ぼうという気持ちが強いです。副作用が出るとは限らないし、とにかくよく様子を見てあげることが一番かなと・・・
猫だけじゃありません・・・家族や友達、自分自身に対しても、同じことで迷います。その人にとって何が幸せなのか・・・その人が幸せだと思う生き方を応援したい・・・必ずしも長生きが幸せの基準にはならない・・・でも、やっぱり、一年でも一日でも一分一秒でも長生きして欲しい・・・傍に居て欲しい・・・ううん、傍にいなくていいから、どこででもいいから生きていて欲しい・・・生きていて欲しい・・・
失うことを恐れてばかりいては、大切なことを見失うとは思うのですが・・・やはり、失うことは、とても恐ろしいことだと・・・思います・・・
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