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2018年10月07日08:29

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でも注意しないといけない点がある

他人の楽しみ、思想、好み、嗜好、は人それぞれ。
だからそれを笑うなんていけないし、それを叩いてマウントを取ろうなんて傲慢だ。
その主張には、全面的に同意はできる。

けど。

「 誰かを従わせたい者 」は、それを阻む敵対者にそれをいうことで、敵対者を無力化しようとする。
そうして障害を排除したあと、「 誰かを従わせたい者 」は、「 その対象 」に向かう。
まさにその「 人それぞれの嗜好 」を嗅ぎわけて、そこを突いてくる。

この記事の彼は、大人になったら丸くなったのだという。こだわりが薄くなり、社会に違和感を感じることが少なくなったと。
それは年齢がそうさせるもので、だから「 若者はそうではいられない 」のだ。
その「 若者 」 は、かつての彼と同様に憤っており、社会に違和感を感じ、思い通りにならぬ自分自身にも怒りを感じてる。

「 誰かを従わせたい者 」は、そこを突けばいい。
とても簡単なのだ。相手は自分から弱点を晒しているし、未経験でガードが甘すぎるから。
( だから学生が、学校に入りたての心細いところで、こっそりと仲間に引き入れるのは有効なのだ)



こちらがそのことを指摘する側でいるためには、
「 人それぞれだしねー 」
で、見逃しておくわけにはゆかないのだ。

かつてのオウム真理教はじめ、様々なカルトがそれをした。今もしている。
悩める人たちに「 解答がここにある 」と囁き、いつの間にかアリジゴクへ落としてる。それを叩く者に「 思想は人それぞれだろう 」と返して、煙幕をかけている。
サイババはマジシャンから見て「 フツーに手品師してるだけ 」だったが、それを指摘すればこう返ってくる「 でもそれで寄付が集まって、病院とか立てたからいいじゃないか 」

いやいや、いやいや。そうじゃないのだ。
「 ココロをコントロールしてる事 」が許されないのだ。 
善意ではなく、自分の欲望や目的のために他者を誘導したこと。それが許されないのだ。
マジシャンも確かに他人を誘導する。すり替えたり思い込ませたりして術を使う。
ただしそれは「互いに楽しむため」だろう?( その上で職業として稼ぐ、と続くわけだが )

でも、彼らはただただ、自分の欲望のために他人を誘導する。そして使い捨てるんだ。 


そんな「 彼ら 」をどうにかしようと思い続けているためには「 人は人それぞれ 」と見逃しているばかりではいられないのだ。 





■若林正恭「うれしそうに本を持ってロイヤルホストへ」亡き父から学んだ日常の大切さ
(週刊女性PRIME - 10月06日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=5320208
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