考える秋にしようかと

相変わらず右肩、右腕が痛い。整骨院で鍼を打ってもらったりして、大分ましにはなってきているのだが、しつこい。というわけで、もっぱら部屋に籠って読書の秋に徹している。百田尚樹の「永遠のゼロ」から「海賊とよばれた男」、E・ブロンデの「嵐が丘」に、漫画だけれどかわぐちかいじの「ジパング」を読み返してみたり、新書で買ってきた「信長公記」とか、開高健の短編集とか、読んで飽きては次々と手にとって読んでいる。時折気分転換にYouTubeでお笑いの動画を見たり。やっぱり博多華丸大吉とかナイツとかが最高だな。

今月いっぱいで年間の購読の契約が切れるM日新聞をやっと解約し、S経新聞に乗り換え。S経新聞になるとチラシの数が減ってしまうから嫌だというカミさんの反対意見も、「おたく（の新聞販売店）とももう10年以上の付き合いだし、今さら販売店を変えたくはないんだよね〜」と販売店の社長を嫌らしく脅し、今まで通りチラシを入れてもらうということにしてもらって、カミさんにも納得してもらう。そもそもチラシなんかネットで見れるじゃんという話なのに、PCの画面見てると目がチカチカするからなんて言いがかりのレベルで反論されてたわけで。まあ人の言うことにはまず拒否から入る人だからな。

日曜午前のサンデーモーニングはここのところ「あなたは何をおっしゃているんでしょう？」的な発言のオンパレードで、おかしいと思っていたところ、この間の虎ノ門ニュースでケント・ギルバート氏がサンデー・モーニングのおかしさを検証してくれて、それがまた実に腑に落ちた。スポーツコーナーの張さん以外の女子アナ、アシスタント、コメンテーター、サッカーの中西まで含めてほぼ全員が、関口氏が会長を務める三桂事務所の所属タレントだったとは。TBSと関口氏のズブズブ番組だったというわけねと。

ここ一週間、テレビと言えば貴乃花と平尾家の財産争い、モー娘の酔っ払い運転とか。あとは相変わらずのグルメ情報ばかり。それはそれでいいんだけどさ、安倍さんが国連で演説して海外から絶賛されたとか、アメリカ中国の貿易戦争とか、沖縄の知事選とかも台風の取材で沖縄行ってるならついででいいから伝えろよって思うんだけど、スルーだもんな。

情報がいっぱい、自由で平和のはずのこの国だけど、肝心の情報はひどく抑圧されていると強く感じてしまうこの頃だな。

今週の映画は「ジュリエットからの手紙」（監督：ゲイリー・ウィニック/出演：アマンダ・セイフライド、バネッサ・レッドグレーブ、ガエル・ガルシア・ベルナル）を観ました。シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台となったイタリア・ベローナを訪れたアメリカ人女性ソフィーは、ジュリエットへの恋愛アドバイスを求める手紙への返信を行うボランティアグループに出会う。そこで、ソフィーは50年前に書かれた手紙を見つけ、返信すると、手紙を書いた本人のクレアとその孫のチャーリーが現れ……。LiLiCo’s チョイス！から

邦題は“からの”だけど“to Juliet”だから正しくは”ジュリエットへの手紙“だよな。それとも、あえてひねっているのか？見ているこちらが気恥ずかしくなるほどのメロメロのハッピー・エンドでよかったです。イタリアの景色も綺麗だったし、何よりバネッサ・レッドグレーブが老いてもなお素敵な恋をしてるのがよかった。