2015年のクリスマスの頃、アロンゾ、モニカそしてピタとの別れを経験した豪騎や魁盛のためにフェレットのチョコちゃんを迎えた。
特に豪騎は本当に喜んでいて、これで少しは寂しさや苦しさが紛れてくれたらと願った。
けれど、やはりフェレットでは満たせない部分も大きく、いずれは豪騎に世話のできるサイズの犬を迎えたいと考えていた。
とはいうものの、一体どんな犬種を迎えたらよいのか随分と悩んだ。
中、大型犬が巡ったものの、そもそもの目的を重視して豪騎の年齢その他を考慮してコンパクトなサイズの犬種に目を向けて考えた。
昨年生まれた隆憲が一歳になることも考慮して、ボストンテリアに決めた。
決まると今度は、伺える地域のブリーダーを探して訪問した。
人柄や実際の犬たちを見て、ブリーダーを決めた。
交配の予定を聞き、豪騎には成犬たちと触れ合う機会を数回与えた。
そうこうしている間に、チョコちゃんが死んでしまった。
豪騎の悲しみ方は見ていて辛かった。
それでも予定通り2頭のメスが妊娠し、生まれて少し経った頃、倅らと犬舎を訪問した。
豪騎や魁盛にとってはこんな小さな仔犬に触れるのは初めての経験。
もう少したってまた訪問。
10頭もいる中から豪騎は1頭のメスを選んだ。
散々悩んで「Lydia(リディア)」と名付けた。
たくさんの候補名から豪騎が選んだ。
普段は皆、リディちゃんと呼んでいる。
豪騎は勿論のこと、魁盛ともよく遊び、1歳になったばかりの隆憲とも仲がいい。
来月には新居も完成し、すべての床を犬との暮らしを考慮したものにした。
はじめから犬が滑らない機能を持たせたフローリングと、コーティングの施工で対処するエリアという対策。
倅たちとリディアが伸び伸びと暮らしてくれたらいい。
引き渡しが楽しみでもあるが、思い出の詰まったこの家を出るのも少し寂しい。
この家は売らずに維持していこうと思う。
いずれにしても少しずつ生活も変化している。
子育ても含めてそれらすべてを楽しみながら毎日を過ごしていきたいと思う。
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