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2018年09月19日16:11

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第16回ワザオギ落語会

第16回ワザオギ落語会
国立演芸場
全席指定3,800円

行って来ましたー!
落語会にしては高めのお値段。
ですが、顔付けよく、場所もよく、取れた席もよかったので
とっても楽しみにしておりました。

前座なし。18時30分に始まります。

柳亭小痴楽「一目上がり」
白っぽいうっすら縞の入った長着。
丁寧なお辞儀の後、二つ目の身分と自身の名前の紹介、
一門の紹介をいつも通りプラスα。
反応のよい笑いが弾ける客席でした。
薄い羊羹を寄席にいるお客に例えて慣れているお客の笑いを誘う。
「私が悪かった」はもっとおもしろくなってもいいのになあ。
時間を気にしながら無難な一席。25分

三遊亭萬橘「紀州」
はいどうもー!とは言ってないけど
そんなように聞こえる第一声。
まず振り向かせる作戦はいつも成功。
イッセー尾形風貌は、印象も被る。
自身の地元の話や、いろいろ話は飛んで行く。
ほぼ漫談のようでいての、噺。
馬鹿馬鹿しく終わる。25分

春風亭一朝「抜け雀」
いっちょうけんめい、と駕籠かきについての軽い説明からすぐに噺へ。
絵師の男が本当に怖い感じ。
口調が、すぐ手を出しそうで、野蛮な様子。
宿の男のなんだか情けない様子と、
絵師たちの江戸っ子口調の対比が気持ちよかった。

仲入り

笑福亭たま「ちしゃ医者」
グレーっぽい長着に濃紺の半襟だったかな。
シュッとしてます。
笑福亭松鶴生誕100年、没後33年の笑福亭ウィークでの話、
上方のおもろい人たちから文福さんエピソード。
爆笑。
「大師匠の松鶴がやっていた噺で」と始まりました。
動きも大きく、生高座ならではの話も入れつつ、
下品な、いわば上方らしい噺ですが、いやな感じがしない。
泥臭くない。
たまさんの清潔感と知性がそうさせるのかな。
この日の主役はこの人でした。
5分押しで30分の熱演。

柳家権太楼「短命」
そんな訳で5分押しなもんだからマクラなし。
何ですか、無言の圧力ですか。わはは。
低い声でボソボソっとしゃべり始めたけど、
「そこだ」「どこぅ」の会話や、
「短命だろう」の隠居だか大家だかの顔が面白い。
25分。


初たまさん楽しみにしていたのですが、
面白かった!
また見たい!
見に行こう。

全体にお客さんが笑うわりには、落語となると飽きて散漫になる傾向。
そのため、一朝さんはそこまで気が入らなかったんじゃないかなー。

そんなわけで、旦那Tの感想
今まで見た落語会でいちばんおもしろくなかった。
眠かった。
こちらの体調もあるだろうけど、前半は会場が暑いし。
出てる人はいいけど、流れが悪い。
客も良くない。
「待ってました」って言うやつ多かったけど、目立ちたいだけじゃねーか。
小痴楽はいつも同じ。眠い。
萬橘さんはいい。眠かったから漫談みたいな噺で助かった。楽しかった。
一朝さんはいいよー、江戸っ子で、口調がかっこいいし。
たまさん、おもしろかった。今日はこの人がいちばん。
ごんは前よりよかったけど、やっぱり好きじゃない。

・・・なるほどなー
25分与えられて「紀州」。
萬橘さんは客をよく見てたのかもしれないですね。

T が行く会は次は・・・
「桃月庵白酒・志ん生に挑む ゲスト神田松之丞」
よし、これは眠れないから大丈夫だ。

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