「高エネルギーニュートリノ、発生源をついに特定」
というニュースを見ても
「フーン、そんなに大騒ぎすること? ニュートリノなんて太陽からもバンバン来ているし、ノーベル賞の小柴先生のSN1987aニュートリノだってあったじゃん!」
ところが大違いなんですねえ。
小柴先生のニュートリノの、何ケタも大きい「高エネルギーニュートリノ」の話です。
たまーに、宇宙のどっかから、このすざましい高エネルギーニュートリノが「ババーーン」と来る。
長い間、天文学者たちが
「どこだ、どこだ、いったい何者なんだ?」
と、悩んでいたそうです。
それがたまたま2か所の観測所(人工衛星と南極)が同じ場所、同じ時間に、この高エネルギーニュートリノを捉えたわけです。
「あそこだ! 40億光年先の超巨大ブラックホールからだ!」
40億年前っていうと地球が出来て6億年、まだ生物が誕生するちょい前でしょうか。
そのころ出発したニュートリノは、雨にも負けず、イヤ違う、重力レンズにも負けず、強力磁場にも負けず、ひたすら真っ直ぐ、一直線に地球に向かって来たのですねえ。
「ようこそ、我が地球へ!」
と歓迎しても
「なァ〜んで、私を留めたのよ、地球を突き貫けてもっともっと、ずーーっと先まで行きたかったのに、、」
かも知れませんねえ、、、、。
(*^┰゜)b
ログインしてコメントを確認・投稿する