mixiユーザー(id:179961)

2018年09月12日15:16

143 view

運命的な不倫に必要なもの

それは「ドラマティックにものごとを言い換える才能」だと私は思う。

「いけないと思いながらもふたりとも気持ちを抑えることができなかった」
「『会えてうれしかったけど、この物足りなさはなんでしょう』とメールしたんです。」

あたし、久しぶりに昔の彼と会って股間がジュンと疼いてしまったんです…。
そうこうしてたら彼が、飲みに行こうって連絡をくれて。思わず心の中でガッツポーズ!でも、焦っちゃダメ。
その日はエッチせずに済んだんですけどやっぱ体って正直なもので…
誘ってこない彼にイラっとしながらもメールで水を向けてあげたら食いついてきたのでホテルへ直行!そのままぱくっといただいちゃいました!
(いけない不良主婦ナホコ*39)

男性週刊誌的に言い換えてみたけど、たぶん中身はそう大差ない。
言い方ひとつで運命の再会にもなるし、宇能鴻一郎にもなると思う。

「離婚して彼と再婚はあまり想像ができないんです。彼には子どもがいるし、親として無責任なことはしてほしくない。それに私は夫を嫌いになっているわけでもないんです。一緒に暮らしていくには本当にいい人だから。」

今更すったもんだして周囲に白い目で見られてまで相手の男を略奪するとか面倒くさいでしょ。離婚してくれる保証もないし。
相手の家族には悪いかもしれないけど知らぬが仏ってやつですから。
夫はいい人です。まぁ、「どうでも」を頭につけてもいいかもしれないけど。

とまぁこのくらいズバッと言ってくれたら面白いんだけどなぁ。
これも赤裸々的に言い換えてるけど中身はそう大差ないと思う。
林真理子も言っていたけど、その辺に転がっているつまらない男女のあれこれも、うまいこと言い換えれば運命の恋になったりドラマティックな出来事になったりするのだ。
丸い卵も切りようで四角というやつだ。

たまたま空港ですれ違って、この機を逃すまいと慌てて名刺交換したということを
「とにかく一度はふたりきりで会うしかない運命なのだと感じました」
とかね。

たまたまの出来事を、偶然と片付けるか、抗えない運命に押し流された必然ととらえるか。
また、「熟れたからだが疼いちゃってメールで誘ってみた」と考えるか「何かに背中を押されるように彼にメールした」と受動的に考えるか。
このあたりが、運命の不倫の才能があるかどうかの分かれ道だと思う。

また出会ってしまった…「復活不倫」の行く末は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5284558
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年09月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30