そもそも、心の性別って何を基準に判断してるんでしょうね。
■レイコさん(38歳、体の性は女性)の件
>ずっと自分を「ごく普通の女」だと思っていた。
それは ”そう思っていた” のではなく、”そうだった” とは考えられないのだろうか。
何を根拠に、後に変化したではなく、先の自分が違っていたと断定できるのだろうか。
>おっさん同士が抱き合っているみたいだなとふと思って
ここが一番、疑問に感じる点で、女性として30年を生きてきて、別に体が男性でもないし、どうして「おっさん同士が抱き合っているみたい」な感覚だと分かるのだろうか。
それこそ、その人の勝手な想像でしかなく、実際のごく一般的な「男性同士」が感じるそれとは異なるのではないだろうか。そうは思わないのだろうか。
■アキミさん(40歳、体の性は女性)の件
>「そのときどきで男性を好きになったり女性を好きになったり。自分の気持ちが男性的でありながら男性を好きになることもあるし、自分の気持ちが女で男性を好きになることもある。相手によって自分がカメレオンみたいに変わるんです」
男性を好きになれば、それは一般的なマジョリティ。
女性を好きになれば、レズというマイノリティ。
世間はそれを「バイセクシャル」というのでは?
>女はこうあるべき、男はこうあるべきという認識や経験があるから
そう言われても、男性でも可愛いもの(ぬいぐるみや服、部屋の内装など)が好きな人も居れば、ピンクなどの色を好む人、多少なよなよしい人、女性らしい言葉使い、考え方、仕草など多々ある。女性側にしてもそうだろう。
それは個々人の差であって、心の性差と言えるのだろうか。
■心の性の判断基準は?
専門職の人からすれば科学的ないし、医療的に「心の性」の判断基準があるのかも知れないが、それも明確なものは聞いたことが無い。そして医師の診断を受けてない多くの性的マイノリティの人達は、あくまでも「自分の判断」でそう断言している。
何故、そう ”断言” できるのだろうか。
ではその人達の「心が男性」ないし「心が女性」、かつ「心が無性」及び「心の性がころころ変わる」という判断基準はどういったものなのだろうか。
できれば、教えて貰いたい。
今回の記事でも、基本的な判断を及ぼしているのは、やはり『恋愛』関係。
であれば、LGBだけで説明がつくと思うのだが、どうにも細分し、明文化しないと気が済まないのか、どんどん複雑にしているように思う。
人それぞれに精神的に不安定な時はいつでもどこでも発露する。
好みや趣味も、生活環境などによって変わる。
同じXジェンダーの人に話を聞いても症状(と言っていいのか)が異なるのであれば、これは精神的な問題と同じで、個々に対しての対処をすべきと思う。
個人的には「性」とは、身体的なものでしか無いと思っている。
心に関しては、よりマジョリティな人達の持つ「方向性(男性はこう思考・行動する傾向になる、など)」として、挙げられているだけで、心自体に性というものは無いように思う。
基本的に証明もできない。そして身体的な反対性、例えば体が女性で心は男性という人であれば、そもそも体が男性であった事がない時点で、本当に男性として生まれた人の心と同じであると、どうして言えるのだろうか。
私は男性だが、「心の性」が「男性である」という条件も分からないし証明もできない。私がこれで同性が好きであれば、それはゲイの証明なのか、トランスジェンダーの証明になのか。
もし女性の体だったら、等と言うのは、所詮は想像でしかできない。
私は体が男性だから、男性だと思うし、仮に心の在り様や性癖、思考が女性的であっても、それは
『男性である。しかし一般的な男性の持ちうる性的嗜好や思考はそれとは異なる』
としか言えないと思う。
性の揺らぎで恋愛できない女性たち
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5279450
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