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2018年09月06日22:21

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行くぜ、区界越えて盛岡へ!

田老発15時31分の南リアス線に乗り、宮古へ。
宮古着15時50分。
ここからは山田線で盛岡へ。


三鉄とJRの駅舎は別れてます。
久慈、釜石、盛にも言えますが三鉄はJRと同居せず
独自のわりとしっかりした駅舎を構えているのも特徴。

JRの駅舎に行くと長蛇の列。
16時07分発の盛岡行きの改札を待つ人でした。

山田線区界ルートは3回目ですが、いつも割りと混んでいる印象。
本数が少ないからですけどね。

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何とか座席を確保し、列車をパチリ。
東日本管内に来たら、キハ110に乗らないと。

16時07分宮古発。最初の千徳までは郊外の町並み。
しかし、花原市で平地が尽き、閉伊川沿いに走ります。

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岩泉線が分岐した茂市駅。
岩泉線が発着していた駅舎側の1番線は線路が
残ってます。15年前、キハ40で揺られたこと思い出しました。

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茂市からは閉伊川の谷はますます深くなります。
水は透明で水量豊か。
川の中には釣り人の姿も。

分水嶺に向かい、人煙稀な山中を登って行きます。
この辺りの主要駅は陸中川井に川内ですが、駅前には小さな集落がある
ばかり。商店もほとんどありません。
それ以外の駅だと集落すらない。

「人の居ないところに鉄道を敷いて。総理は猿でも乗せるおつもりですか!」
「鉄道法では、猿を乗せないことになっております。」
山田線開業に尽力したイーハトーブ出身の原敬首相が、採算性について野党議員
から帝国議会で追及されたやり取りです。
誇張ではないぐらい、人家はありません。

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40キロぐらい南を走る銀河ドリームライン釜石線。
こちらは田園風景が広がり、かなり違います。

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一方こちらは山田線。平地のない、緑のトンネルを
進んで行きます。
新緑シーズンに乗ってみたいです。

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平津戸駅。待合室は綺麗でした。

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閉伊川を遡れば松草駅。
ここから谷あいの車窓は一変、広々とした高原が広がります。

白樺の森や畑等で、信州八ヶ岳付近に似ています。
区界で最高点に到達。
後は一気に盛岡へかけ降ります。
宮古側に比べると距離が短いので急です。

無人の山間をかけ降りる途中、線路跡が現れます。
3年前に廃止になった浅岸駅跡です。
上米内に降りるまで人家は全くなく、廃駅になったのももっともと
感じさせます。

上米内でようやく平地に降り、次の山岸から市街地が広がり、
18時21分、盛岡着。

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大都会に見えました。

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夏の遅い夕暮れ、駅前の開運橋から岩手山を臨めました。

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宿に荷物を置き、岩手銀行旧本店がある中の橋へ。


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夕食は盛岡名物ベアレンビール。
ビールと白金豚を使った料理を満喫しました。
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