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2018年09月03日19:01

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何を今更w

1996年に廃止された、1952年の朝鮮戦争特需の際に行われた極端な青田刈りを禁止する学校側と企業側の就職協定の代わりに、企業の抜け駆けを禁止する企業間の取り決めが、就活ルールなわけですよね。

結局のところ、学生側が業種や職種を選んで、望んだ企業に就職できなければ、就職自体をしないという荒業を駆使してきているから、就活ルールが何の意味も持たなくなったと言うだけの話ですよね。
それならば、在学中に唾つけちゃえ!!下手すりゃ、高校生から唾つけて、学部から何から、企業の思惑通りの進学をしてもらい、入社即戦力ぐらいの勢いで!!!とか、そういう話なのでは?

昨今の状況を見ていると、高校生から狙いを付けてと言うのは、あながち夢想とも言い難いかな?と。
有望な若者を大学で腐らせる、或いは、諸事情で進学をあきらめる子供を企業が補助して囲い込むのは、無駄な話ではないと思うんですよね。
奨学金という名の学生ローンで進学させるより、企業が投資し、給料天引きの形で企業が回収した方が、双方ウィンウィンの関係になれるのかと。
学生側からすれば、恐らく金利0%で進学資金が調達でき、企業側からすれば、素性の知れた学生を取る事が出来るようになります。
無論、金を出す以上、ある程度の縛りは設けるとは思いますけど。
ただ、技術職、研究職であれば、企業側にも十分旨味のある話で、これをやろうとした場合、邪魔になるのが、就活ルール。
就活ルールに則って募集をしたところで、箸にも棒にも掛からないようなのしか面接に来ずに、挙句、その一瞬で見極めを求められる面接で、圧迫面接だの、ハラスメントだの言われたら企業もたまったもんじゃありませんよね。

私なら、そうしますよ。
付属以外の高校で、成績が優秀な方をピックアップし、進学資金を提供する代わりに、自社に就職させるよう働きかけますよ。
技術系、研究系の仕事なら、在学中に、テーマを与え、それに傾注してもらえれば、4年間、勉強してもらえるわけですから。
就職後、賃金払って4年間勉強させるより、よっぽど安上がりですよ。

ただ、この対応が出来るのは、極一部の企業と職種だけなんですけどね。
その他大勢は、恐らく、大学進学と同時に、就職活動を始める話になるのかも知れませんね。
また、高校からの青田買いが本当に行われたとしたら、高校から就活をし、企業が求める学部に進学する事も一般化するのかも知れません。

どちらにしても経団連の考える事ですから、自称日本を動かしている企業様中心の考えなわけで、その方々が有利になるようなルールにしかならないのでしょう。



■就活ルール廃止を表明=21年春以降入社から−経団連会長
(時事通信社 - 09月03日 17:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5272372

 経団連の中西宏明会長は3日の記者会見で、2021年春以降入社の学生の採用活動に関し、会員企業を対象に面接の解禁時期などを定めていた就職活動ルール(採用選考に関する指針)を廃止する意向を表明した。中西会長は、会社説明会や面接などの解禁時期を経団連が一律に定める必要はないとの考えを示した。

 現在の就活ルールは、3月に会社説明会、6月に面接をそれぞれ解禁しており、20年春入社まではこれを適用することが決まっていた。今後調整を進めた上で、経団連として機関決定を目指す見通しだ。 
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