昨日の夕方、宇都宮は黒い雲に覆われ、雷も鳴っていました。
しかし、雨は降っていませんでした。
午後6時のNHKの放送で、
宇都宮で1時間100ミリを超える雨とのニュースがありました。
パソコンをやりながら見ていたので、これから降るのかと思いました。
だいぶ降るなぁと思い、降り出したら窓を閉めないといけないと考えていました。
放送をよく聞き出したら、レーダーの解析で100ミリになっていると言っています。
あれ?と思いましたが、依然として我が家の周囲では降っていません。
ネットの雨雲レーダーを見たら、
宇都宮市の北部の方に雨雲が掛かっているのが分かりました。
その内に、携帯電話が鳴りだしました。
緊急地震速報とは違う音ですが、同じように大きな音です。
何だろうと思い携帯を見たら、
避難準備・高齢者等避難開始の情報が、宇都宮市が出したとの情報でした。
ここは降っていないのにと思いながら確認したら、
当然の事ながら、我が家の周囲ではなく、やはり市北部の町名が並んでいました。
その後、2度ほど携帯が鳴りましたが、避難準備の対象地域が増えているようでした。
その後大雨の地域は、東に移っているようで、高根沢町でも避難準備情報が出ていました。
北部での雨が小降りになった頃の、午後9時頃、我が家の周囲も降り出しましたが、
それほど激しい雨にはなりませんでした。
ただ、そのような訳で、昨夜は寝る時に窓を開けられなかったので、
寝苦しくて、眠りが浅かったような感じです。
今朝の下野新聞によると、気象台のレーダー解析では、
宇都宮は1時間当たり120ミリだったようで、
道路が冠水したり、土砂が道路に入ったり、小規模河川が氾濫したようですが、
人的な被害はなかったようです。
改めて宇都宮市も広いなぁと思いました。
昨日、群馬県の消防防災ヘリコプターが、同県中之条町の山中に墜落しました。
乗員9人の内、昨夜の段階で2人の死亡が確認されたと報じられ、
生存者がいるのではと期待していましたが、
今日になって、残念ながら全員の死亡が確認されたとの事です。
亡くなられた方は、40代の方が多く、
皆さん消防の仕事の中堅として活躍されていたと思いますし、
お子さんのいる方も多いでしょう。
お気の毒でなりません。
消防防災ヘリコプターの事故が多いのも気になります。
2009年9月、岐阜県の消防防災ヘリが活動中に岩壁に接触して墜落し、
乗員3人が死亡しています。
2010年7月、埼玉県の消防防災ヘリが山岳救助活動中に墜落し、
乗員5名が死亡しています。
そして、昨年3月5日には、長野県の消防防災ヘリが、
山岳遭難救助訓練の最中、墜落して乗員9人が死亡しています。
今回で4件目になりますが、いずれも海なし県です。
たまたまなのでしょうが、
やはりヘリコプターは山岳地帯には向かないのかも知れません。
しかし、ヘリコプターが必要な状況が発生するのも
山岳地帯が多い事も間違いありません。
是非、もうこのような悲劇を起こさないよう、
各県の消防防災ヘリの運航に細心の注意を払って欲しいと思います。
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