アフガン北部でIS戦闘員が大量投降、当局はISの「時代に幕」と評す

　下記は、２０１８．８．１ 付の AFPBB News　の記事です。

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【AFP＝時事】アフガニスタン北部で1日、イスラム過激派組織「イスラム国（IS）」の戦闘員150人超が投降した。同国当局が発表した。この動きについて当局と旧支配勢力タリバン（Taliban）は、同国北部でISが終わりを迎えたと評している。

　降伏とみられる今回の動きに先立ち、同国北部ジョズジャン（Jowzjan）州では、数週間にわたってISはタリバン（Taliban）と激しい戦闘を繰り広げていた。またアフガニスタン軍は、ISの根拠地だった東部ナンガルハル（Nangarhar）州で、主にISによる攻撃が相次いだ州都ジャララバード（Jalalabad）を治下に置いた。

　同国北部に展開するアフガニスタン軍第209部隊の報道官はAFPに対し、「戦闘員らの投降は過去にもあったが、今回はダーイシュ（Daesh、ISのアラビア語名の略称）の戦闘員150人以上と共に、指導者らとその副官が同時に投降したという点でより重要だ」と話した。

　報道官によれば、女性や子ども30人も当局に投降。報道官は「これをもって同国北部でのダーイシュの時代に幕が下りることになる」と述べた。

　アフガニスタンのISは比較的小規模な勢力ながら、主に東部のナンガルハル（Nangarhar）州、さらに最近ではジョズジャン州で強烈な存在感を放っている。

【翻訳編集】AFPBB News

　https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%a2%e3%83%95%e3%82%ac%e3%83%b3%e5%8c%97%e9%83%a8%e3%81%a7is%e6%88%a6%e9%97%98%e5%93%a1%e3%81%8c%e5%a4%a7%e9%87%8f%e6%8a%95%e9%99%8d%e3%80%81%e5%bd%93%e5%b1%80%e3%81%afis%e3%81%ae%e3%80%8c%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ab%e5%b9%95%e3%80%8d%e3%81%a8%e8%a9%95%e3%81%99/ar-BBLmAqe#page=2