Windows 詐欺警告「Windowsセキュリティシステムが破損しています」が出てしまった時の対処方法

うちにも来たよ、突然ブラウザに『Windows詐欺警告「Windowsセキュリティシステムが破損しています」』が出てしまった。
これは自分のPCに何かあ栗のあるソフトウエアが侵入してきたというより、外部にあるWEB ページを割り込ませて表示させているものだろう。
MSN やYahoo といったポータルサイトやFacebook、Twitter などの広告は刻一刻と切り替わって表示されている。本来はここは広告出稿企業の広告が表示されなくてはいけないわけだが、このシステムのどこかをジャックして自分のページを送り込んでしまうわけだ。そこで、画面をハイジャックして全画面にこのようなメッセージを表示される。
ここまでなら表示されただけだから、ブラウザを閉じちゃうのが簡単だ。でも、時々ボタンまでハイジャックされて、閉じるボタン「×」にウイルスや詐欺アプリをインストールするという機能を持たせるものもいる。そこで、閉じるときは「×」を使わないで、「Alt+F4」を使おう。「Alt+F4]は昔から閉じるときに使うショートカットだ。今でも、何か閉じたいときは「×」の代わりに「Alt+F4」を押してみてほしい。ウインドウが閉じることが確認できたと思う。

※この画面が本当かどうかの見極めポイント
メッセージに注目してほしい。
公式の文章は英数と日本語の間には「Window の最新」のように必ず半角スペースで余白がを入れることになっている。偽警告には空白がない！
大手企業では、文章は表記規則に厳密に従って表記されている。しかし、ハッカー連中はこのような文書のお作法を身につけていないので「Windowの最新」というようにスペースが入っていないのだ。だから、ここがポイントになる。

ちなみに私は引用記号中は空白無し、平な文章の中では空白を入れるようにしている（時々いい加減になることがあるけど…）

もし、このようなメッセージを信じてアプリをダウンロードしてしまったrすぐに削除してほしい。「PC care」「Driver Update」などのアプリは偽ソフトだ。削除にはコントロールパネルを開いて（Windows システムツールにある）「プログラムのアンインストール」を実行する。

もし、コントロールパネルに現れないときは「システムとセキュリティ」→「システム」を開いて左側のリストから「システムの詳細設定」を開く。上部の「システムの保護」タブをクリックして「保護設定」からローカルディスク(C:)を選んで『システムの復元』ボタンを押す。自動的に復元ポイントが作られていたら、ウイルスを呼び込んだと思われる日より前の日をしてシテその日増しでステムをロールバックする。